
写真はコヒアのロゴと、人形のイメージ。2023年3月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[24日 ロイター] – カナダの人工知能(AI)スタートアップ、コヒア(Cohere)は24日、ドイツの新興テック、アレフ・アルファの買収で合意した。統合により、エネルギーや防衛から金融、通信、医療、公共部門に至るまで、規制の厳しい分野において、カスタマイズされたAIのための安全な代替手段を提供できると両社は表明した。
コヒアは、規制の厳しい欧州市場で政府や企業顧客への販売拡大を目指している。アレフ・アルファは当初、ドイツ版オープンAIと見なされていたが、大規模言語モデル(LLM)の開発から撤退し、コヒアと同様、企業向けの専門的なAIアプリケーションに注力している。
コヒアのフランソワ・チャドウィック最高財務責任者(CFO)はロイターのインタビューで、「アレフ・アルファを自社に組み入れ、両社を合併させる」と述べ、「われわれは欧州のインフラとの連携に注力し、欧州で取り組みが行われている主権の要件を維持していく」とした。
コヒアは2025年8月に5億ドルの資金を調達。その際の企業価値は68億ドルと評価された。
24日、この件を最初に報じたドイツ紙ハンデルスブラットによると、合併後の会社の株式の約90%をコヒア株主が、約10%はアレフ・アルファの株主が取得する見込みだという。
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