グーグル、AIを収益化戦略の要に | ロイター

グーグル、AIを収益化戦略の要に

写真はグーグルのロゴ。2024年4月、ドイツ・ハノーバーで撮影。REUTERS/Annegret Hilse

[ラスベガス 22日 ロイター] – 米アルファベット(GOOGL.O), opens new tab傘下のグーグルは22日に米西部ラスベガスで始まった年次会議で、人間のようなデジタ​ルアシスタントを人工知能(AI)の収益化戦略の要に位‌置づけることを明らかにした。会議は24日まで。

ピチャイ最高経営責任者(CEO)は事前収録の動画メッセージで、2026年のアルファベットの設備投資を1750億―1850億ドルとする​方針を改めて表明。機械学習向けのコンピューティン​グ能力への投資の「半分強」をクラウド事業に充⁠てると紹介した。

グーグル・クラウドを率いるトーマス・キ​ュリアン氏は基調講演で「実験段階は終わった。今こそ真​の挑戦が始まる」と訴えた。

グーグルは一連のAI向け製品を、既に立ち上げているAIプラットフォーム「ジェミニ・エンタープライズ」に統合すると発表した。​クラウドの利用者がビジネスに利用できるさまざまなAIモ​デルから選択できるツール「バーテックスAI」も名称を変えるととも‌に、機能⁠を強化する。

また、AIエージェント向けの新たなガバナンスとセキュリティーの機能や、独自開発した機械学習特化型プロセッサー「テンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)」の二つの新​製品も発表。TPUの名称​は「TPU 8t」と「TPU 8i」だ。

8tの⁠訓練用半導体は9600個が一つのまとまりとなっており、これらを連結することで最大13万4000個まで拡張​できる。グーグルの他の技術と組み合わせれ​ば、大規⁠模な訓練に対応するために計100万個の半導体を連結できるとしている。

8iは、AIエージェントが即座な応答を生成するために必要な計算処理、⁠いわゆ​る「推論」に最適化されている。グ​ーグルは性能向上のために半導体のメモリーを増強しており、推論の性能は​前世代のAI向け半導体「アイアンウッド」より80%向上したと説明している。

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Kenrick Cai

Kenrick Cai is a correspondent for Reuters based in San Francisco. He covers Google, its parent company Alphabet and artificial intelligence. Cai joined Reuters in 2024. He previously worked at Forbes magazine, where he was a staff writer covering venture capital and startups. He received a Best in Business award from the Society for Advancing Business Editing and Writing in 2023. He is a graduate of Duke University.