佐々木蔵之介主演『幕末ヒポクラテスたち』命懸けの手術シーン公開



佐々木蔵之介主演『幕末ヒポクラテスたち』命懸けの手術シーン公開

幕末の京都を舞台に、日本の現代医学の黎明期を描く新作映画『幕末ヒポクラテスたち』で、主演の佐々木蔵之介による緊迫の本編シーンが解禁された。

本作は、大森一樹の最後の映画企画。1980年公開の代表作『ヒポクラテスたち』で知られる大森監督が構想を温めていたが、2022年11月に逝去したことで一時は実現が危ぶまれていた。だが、母校である京都府立医科大学の協力のもと、かつて助監督を務めた緒方明が遺志を継ぎ、完成へと導いた。

物語は、西洋医学を学んだ蘭方医と、中国由来の漢方医が混在する幕末の京都が舞台。原案は、1960年公開の映画ふんどし医者に着想を得ている。

佐々木が演じるのは、貧富や身分に関係なく人々を救う蘭方医・大倉太吉。ライバルで“どんな病も葛根湯”と豪語する漢方医・玄斎役には内藤剛志が扮する。そのほか藤原季節、藤野涼子、真木よう子、柄本明らが出演し、ナレーションは室井滋が担当。大森監督ゆかりのキャストが集結している。

今回解禁された本編シーンでは、瀕死の重傷を負った新左(藤原)が飯屋に倒れ込む場面から始まる。太吉(佐々木)は即座に緊急手術の必要性を見抜くも、西洋医学の大家・日野鼎斎が不在という絶体絶命の状況に直面。それでも「一か八か、やるか」と覚悟を決め、自ら前代未聞の手術に挑む。

目の前の命を救うために葛藤しながらも決断する太吉の姿を、佐々木が力強く体現。緒方監督もその役作りを高く評価しており、作品の見どころの一つとなっている。