エヌビディア、新興AI半導体開発グロックを200億ドルで買収合意 米報道

グロックのロゴ。2022年7月、米カリフォルニア州マウンテンビューで撮影された提供写真。Groq Inc./Mark Heaps/Handout via REUTERS

[24日 ロイター] – エヌビディア(NVDA.O), opens new tabは、人工知能(AI)用半導体開発会社グロックの技術について「非独占的」なライセンス契約を結んだ。グロックが24日、ブログで明らかにした。

グロックは、推論分野に特化したAI半導体を手掛ける。独自に開発した言語処理ユニット(LPU)というプロセッサにオンチップSRAMを搭載し、チャットボット、その他のAIモデルとのやり取りを高速化させた。9月の7億5000万ドルの資金調達ラウンドでは企業価値が69億ドルと、昨年8月の28億ドルの2倍以上になった。

エヌビディアは、AIモデルの訓練では市場を支配するが、推論分野ではグロックやセレブラス・システムズといった新興企業とともにアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)(AMD.O), opens new tabとも競合する。

グロックによると、創業者のジョナサン・ロス最高経営責任者(CEO)、サニー・マドラ社長、エンジニアリングチームのメンバーがエヌビディアに移る。グロックはサイモン・エドワーズ氏をCEOとして独立した企業として存続する。クラウド事業も継続する。契約の条件は明らかにしていない。CNBCは、エヌビディアがグロックを現金200億ドルで買収することで合意したと報じていた。

エヌビディアに近い筋も契約を確認した。

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