出典:日経クロステック、2025年12月26日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
中国のOPPO(オッポ)が、日本でのハイエンドモデルのスマートフォンの販売に再び力を入れている。2024年にハイエンドモデル「OPPO Find X8」を国内市場に投入。2025年12月16日にはFeliCaを搭載したハイエンドモデルの最新機種「OPPO Find X9」を日本で販売すると発表した。一体、なぜなのだろうか。
2年連続でハイエンドモデルを投入
2025年が間もなく終わろうとしているが、現在でもなおスマホメーカーは新機種を発表している。オッポは2025年12月16日、既に海外では発表しているOPPO Find X9の国内投入を発表、12月23日より販売を開始している。
同社は長らく日本でのラインアップを減らし、ミドルクラスやローエンドモデルに注力していた。だが2024年にOPPO Find X8を投入。日本でのハイエンドモデル販売を再開した。その後継機種がOPPO Find X9である。

オッポが2025年12月16日に発表したハイエンドモデルの新機種「OPPO Find X9」。「OPPO Find X8」に続き、2年連続でハイエンドモデルを日本に投入する。写真は2025年12月16日のOPPO 2025年下半期フラッグシップ新製品発表会にて撮影
(写真:佐野 正弘)
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OPPO Find X9はフラッグシップモデルの1つであり、高い性能を誇っている。多くの人が重視する背面カメラには、スウェーデンのHasselblad(ハッセルブラッド)と共同開発した3眼カメラを搭載した。いずれのカメラもイメージセンサーは約5000万画素である。
3眼カメラに加えてもう1つ、9つの光を個別に読み取る「マルチスペクトルカメラ」も新たに搭載。複数の光源がある複雑な環境下でも、自然な色味を実現できるようになったという。

背面のカメラには「マルチスペクトルカメラ」を追加。9つの光を個別に読み取ることで、複雑な光の中でも自然な色合いを再現できるという。写真は2025年12月16日のOPPO 2025年下半期フラッグシップ新製品発表会にて撮影
(写真:佐野 正弘)
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背面カメラと同様に重視されるバッテリーも7025mAhと大容量。それでいて本体の重量は約203gと、ハイエンドモデルでは一般的な水準に抑えている。これまでハイエンドモデルのバッテリーは5000mAh前後というのが主流だった。それを大きく上回る容量のバッテリーを搭載することで差異化を図っている。
基本的な性能も向上している。チップセットには台湾MediaTek(メディアテック)のハイエンド向け最新チップセット「Dimensity 9500」を採用。RAMは16GB、ストレージは512GBと大容量だ。
AI(人工知能)の活用にも力を入れている。そのうちの1つが「AIマインドスペース」である。音声や画像など様々な情報を蓄積し、AIによって必要に応じた情報を見つけやすくする機能である。本体の左側面に設置された「Snap Key」を長押しすると、後で呼び出したい情報が保存される。

左側面の「Snap Key」を長押しすると音声などの情報が保存される。保存した情報は「AIマインドスペース」で必要に応じて呼び出せる。写真は2025年12月16日のOPPO 2025年下半期フラッグシップ新製品発表会にて撮影
(写真:佐野 正弘)
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