
写真は仮想通貨のイメージ。2025年9月に撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[パリ 3日 ロイター] – 米国とイスラエルによるイラン攻撃後の数時間に、イランの暗号資産(仮想通貨)取引所から資金流出が急増したと、ブロックチェーン分析企業2社が明らかにした。ただし研究者は急増の背景を特定できないとしている。
米ブロックチェーン調査会社チェイナリシスによると、攻撃開始後の1時間にイランの仮想通貨取引所で資金流出が急増し、のべ200万ドルを超えた。ロイターが最初に攻撃を報じたのは2月28日0615GMT(日本時間午後3時15分)ごろだった。
またブロックチェーン解析を手がける英エリプティックによると、イラン最大の仮想通貨取引所ノビテックスの資金流出額は2月28日1100―1200GMT(日本時間午後8時─9時)の間に289万ドルでピークに達し、前日の1時間当たり最大流出額の約8倍を記録した。
チェイナリシスによると、イランの仮想通貨取引所からは2月28日から3月1日にかけて全体で1030万ドル相当の暗号資産が流出した。
仮想通貨はウォレットのアドレスが匿名化され、ブロックチェーン上で記号として記録されるため、取引の背後に誰がいるのかを特定するのは難しい。チェイナリシスは、この数日の資金移動の主体や理由は不明としている。
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