株式会社サイトロンジャパンは1月8日(木)、仏Vaonis社の全自動スマート天体観測ステーション「Vespera II-X Edition」を発売した。販売台数は世界で限定150台。日本国内では同社の直販サイトおよび直営店「シュミット」で取り扱う。価格は44万8,000円。

2024年3月に発売した「Vespera II」の特別モデル。外装をスケルトンにしたことで、内部の駆動機構や光学構造が見えるようになっている。実際の撮影時にVespera IIの内部がどのように制御されているのか、その仕組みを視覚的に体験できるという。

企画背景には、単に性能を誇示するのではなく、「精密な動作」「光学設計」「ものづくりの哲学」を可視化する意図があるとしている。

撮影性能は通常モデルと同様。ソニー製のカラーイメージセンサー「IMX 585」(8.3MP)を搭載し、最大24MP(モザイクモード)の広域撮影などに対応する。

ただし、通常モデルではオプションとなる湿度センサーを標準で装備しているほか、別売りアクセサリーとしていたカーボン三脚とハードケースが付属するなどの違いがある。

専用アプリを介したスマートフォンやタブレットでの操作を前提とするのがVesperaシリーズの特徴。アプリ内のカタログにある目的の天体を選択するだけで、自動導入および自動追尾が可能となるなど、専門知識を要さずに天体観測・撮影を楽しめるとした製品だ。日本国内では2023年3月にVespera(初代)、2024年9月に高画素・高感度センサーを搭載した上位モデル「Vespera Pro」を発売している。

口径:50mm焦点距離:250mmF値:F5画角:2.5×1.4°(ライブモザイクモード時最大4.3×2.4°または3.25×3.25°)イメージセンサー:ソニー IMX 585 (カラー)センサー画素数:3,840×2,160(8.3メガピクセル)モザイクモード画素数:最大24メガピクセルセンサーサイズ:11.2×6.3mmピクセルサイズ:2.9μm内臓バッテリー動作時間:4時間ストレージ:25GBコネクター:USB Type-C画像フォーマット:JPEG、FITS、TIFF (16bits RAW画像)動作温度範囲:0~40℃外形寸法:20×9×48cm質量:5kg