ファーストリテ、26年8月期業績・配当予想を上方修正

 1月8日 ファーストリテイリングは8日、2026年8月期の連結純利益予想(国際会計基準)を従来の4350億円から4500億円(前年比3.9%増)に上方修正すると発表した。写真はユニクロのロゴ。2025年8月、インド・ベンガルールで撮影(2026年 ロイター/Priyanshu Singh)

[東京 8日 ロイター] – ファーストリテイリング(9983.T), opens new tabは8日、2026年8月期の連結純利益予想(国際会計基準)を従来の4350億円から4500億円(前年比3.9%増)に上方修正すると発表した。年間配当予想も520円から540円(前年は500円)に引き上げた。純利益予想は、IBESがまとめたアナリスト16人の予想平均値4472億円を上回った。過去最高になるとの従来見通しからさらに上振れる。第1・四半期(25年9─11月)の業績が大幅に上振れた半面、12月は気温が高く推移し日本、中国大陸のユニクロ事業を中心に販売が鈍化したことをいずれも織り込んだ。

同時に発表した25年9─11月の連結純利益は前年比11.7%増の1474億円だった。ユニクロ事業はすべての地域で増収増益となった。中国大陸では、10月後半から気温が低下したことやマーケティングの奏効により、2桁の増益となった。12月は気温が上がり冬物を中心に苦戦したが、今月は気温低下で冬物を中心に好調という。

岡崎健最高財務責任者(CFO)は決算会見で、台湾を巡る高市早苗首相の発言を機に日中関係が悪化していることについて「ある程度影響はあるだろうと思うが、気温の方が現実としてわれわれの事業に大きく影響している。気温の変化にうまく対応できれば業績も上げていける」と語った。

国内ユニクロ事業の既存店売上高は同11%増だった。スウェットやジーンズなど秋物の販売が好調で、10月以降はヒートテックインナーなど冬物が好調だった。12月は冬物需要が鈍化、減収となった。

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