注意深く適切に、遅すぎず早すぎずやらなければならない=政策調整で野口日銀委員

 11月27日、日銀の野口旭審議委員は、大分県金融経済懇談会後の記者会見で、政策調整について「非常に注意深く適切に、遅すぎず早すぎずやらなければならない状況に入っている」と述べた。都内の日銀本店で昨年3月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 26日 ロイター] – 日銀が26日公表した2025年9月期(25年度上期)決算によると、一般企業の最終利益に相当する当期剰余金は前年同期比1208億円減の1兆7148億円だった。日銀が金融緩和の正常化を進めるなかで、付利支払いが国債利息収入を上回る逆ザヤが発生したことなどが響いた。

国債利息収入は1兆1820億円と前年同期比2184億円増えたが、金融機関の日銀当座預金に対する付利支払いが前年比8760億円増の1兆2683億円となり、2008年の付利制度開始以来、初の逆ザヤが発生した。

保有資産の評価損益は、国債が32兆8258億円の損失(3月末は28兆6246億円の損失)と半期ベースで過去最大の損失、ETFは46兆0405億円の利益(3月末は32兆8712億円の利益)と同じく半期ベースで過去最大の利益を計上した。

9月末の自己資本比率は11.91%と3月末の11.78%から上昇した。

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