加州知事、気候変動対策でトランプ米大統領を「愚か」と非難

ニューサム・カリフォルニア州知事。ブララジル・ベレンで開催されたCOP30の会場で11日撮影。REUTERS/Adriano Machado

[ベレン(ブラジル) 11日 ロイター] – ブラジルのベレンで開催される国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)のイベントに登壇した米西部カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)は、気候変動対策に関する連邦政府の取り組みを覆したトランプ米大統領を「愚かだ」と非難した上で、カリフォルニア州は気候変動問題について「主張し、積極的に関与し、この分野で競争する」としてグリーン技術を優先すると訴えた。

ニューサム氏は、急成長するクリーンエネルギーをトランプ政権が攻撃している間に「中国がこの分野に参入し、次の世界的な大産業を支配するだろう」と警告した。

カリフォルニア州の経済規模は世界各国と比べると4位で、世界経済に重要な役割を担っている。気候変動対策について「カリフォルニア州の連携体制は確固たるものだ」と強調し、「しかし皆さんの協力なしには実現できない。だからこそ私たちは握り拳ではなく、開かれた手でここにいるのだ」と協力を呼びかけた。

ニューサム氏は10月、2028年の大統領選への出馬を検討中だと表明した。合衆国憲法で大統領の3選が禁止されているにもかかわらずトランプ氏は3期目への意欲を示しているが、ニューサム氏は報道陣に対してトランプ氏が任期の終わる29年1月で退任することになると強調。その上で「トランプ氏は米国史上最も不人気な大統領だ。だからこそ選挙を不正操作しようとしている」と批判し、「人々は立ち上がる必要がある。いじめっ子には立ち向かわねばならない」と呼びかけた。

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Valerie Volcovici

Valerie Volcovici covers U.S. climate and energy policy from Washington, DC. She is focused on climate and environmental regulations at federal agencies and in Congress and how the energy transition is transforming the United States. Other areas of coverage include her award-winning reporting plastic pollution and the ins and outs of global climate diplomacy and United Nations climate negotiations.