舘ひろし、任侠の世界を捨て、不器用に生きる男の姿を熱演! 映画『港のひかり』ショートPV

これから先は好きに生きろ。ヤの時代は終わる。 その正義官が原因で親父から追い出されたんだから皮肉なもんだよな。 また俺の前でしべもらうすか。 親ぶに向かって何言ってんだこら。おい。 ねえ、おじさんはそんな人じゃないよね。答えておじさん。 強さってのはな、誰かのために生きられるかってことだ。 かっこつけてたってな。結局あんた誰のことも助けられてねえんだよ。やば野郎が。俺の兄貴はな、三浦さんだけだよ。 三浦行くな。お前が死んでは何にも変わらねえぞ。 落とす。また誰かのためか。 おじさん。おじさんだよね。ずっと会いたかった。 悲惨な事故だったみたいでな。両親は即死。あの子も目が見えなくなっちまって。 [音楽] 船乗ったことあるか? これおじさんに [音楽] ゆっくり目を開けてみようか。コ太のやつ。 [音楽] 大きくなっただろう。元気でやってるんならそれだけで十分です。 [音楽] 12 年前見つけ次第殺しますね。 私は全部あのヤザが言った通りにやっただけ。 うさに合わせてください。 行くな。また誰かのためか。 君もかわいそうだよな。こんなじに会わなきゃ今頃もっと平和に生きれたかもしれん。 [音楽] するなこた。 名前な何つんだ? こ太は? おじさんはおじさんでいいよ。 魚が釣れない時もあるの? 何も釣れなきゃ丸坊ズってんだよ。 丸坊ズ?これおじさんに ありがとうな。 どうしても見たいものがあるんだ。海、それとおじさん。 [音楽] ごめんな。 ついてた。大きくなっただろ。太のやつ本当に刑事になったよ。 [音楽] おじさん開けてください。

この度、『余命10年』『ヤクザと家族 The Family』などを手がけ、第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道人監督による最新作『港のひかり』が、11月14日全国公開される。

 この度公開されたのは、「僕とおじさん編」「知らない背中編」「12 年の物語編」と題した3 種類のショートPV。

 仁義に⽣きてきた過去を捨てて⽣きる男・三浦(舘ひろし)と、不慮の事故で両親を亡くした盲⽬の少年・幸太(尾上眞秀)。「僕とおじさん編」では、地⽅の港町で出会った三浦と幸太が、何気ない時間をともにしていく中で⼼を通わせていく様⼦が映し出される。⽬の⾒えない幸太は、ある⽇三浦に“海が⾒たい”とささやかな願いを打ち明ける。やがて幸太のために⾃らを犠牲にする三浦の姿も映し出され、⼆⼈の織りなす切ない物語の⾏⽅に期待が膨らむ。

 ⼀⽅、「知らない背中編」で映し出されるのは、任侠の過去を捨て、常に誰かのために⽣きてきた三浦という男の⽣き様。裏社会から⾜を洗いカタギの世界で⽣きる三浦に対し、「その正義感が原因で親⽗から追い出されたんだから、⽪⾁なもんだよな」と吐き捨てる河村組の組⻑・⽯崎(椎名桔平)。⽯崎と対峙する姿や⼀⼈佇む姿からは三浦の⼼の奥に潜む孤独を感じ
させるが、先代の組⻑・河村(宇崎⻯童)の⾔葉を胸に愚直に⽣き抜こうとする三浦の姿が印象的だ。

 そして「12 年の物語編」では、不遇の事故により両親、視⼒を失いひとりぼっちで⽣きる少年・幸太にフォーカス。しかし三浦との出会いで暗闇の世界に光がさし、幸太の⼼にも少しずつ変化が⽣じていく。映像では⼤⼈になり刑事になった幸太(眞栄⽥郷敦)が隠されていた真実に辿り着き、⻑年の時を経て再び三浦と⼼を通わせていく姿が感動的に映し出されている。