米経済は2024年10-12月(第4四半期)に従来推計を上回るペースで拡大。企業利益が堅調な伸びを示した。一方、米金融当局が重視するインフレ指標、食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)価格指数は年率2.6%に下方修正された。

キーポイント米実質国内総生産(GDP)確報値は前期比年率2.4%増改定値の2.3%増から上方修正ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は2.3%増個人消費は4%増改定値の4.2%増から下方修正市場予想は4.2%増

  税引き後企業利益は5.9%増と、過去2年余りで最大の伸び。利益マージン総額の指標である非金融企業の粗付加価値(GVA)に占める税引き後利益の比率は15.9%に拡大した。

  こうしたデータは、米企業が今年、関税によるコスト増を消費者に転嫁することなく吸収できる余地があることを示唆している。

  エコノミストは2025年の米経済について、トランプ大統領の経済政策に消費者や企業が警戒感を強めている中、総じて成長鈍化を見込んでいる。米連邦公開市場委員会(FOMC)が先週の会合後に公表した最新の経済予測では、今年の成長率予想が引き下げられた。ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーなど大手金融機関も同様に下方修正している。

  GDP確報値は純輸出と政府支出、企業投資の上方修正によって押し上げられた。GDPの3分の2を占める個人消費は下方修正。

  経済活動のもう一つの主要指標である国内総所得(GDI)は4.5%増加し、7-9月(第3四半期)の1.4%増を上回る伸びとなった。GDPは財・サービスに対する支出を測定するのに対し、GDIは同じ財・サービスの生産に伴って生じる所得と費用を測定する。GDPとGDIの伸び率平均は第4四半期に3.5%と、1年ぶりの高い伸びを示した。

  消費者支出とインフレに関する最新の経済データとなる2月のPCE統計は28日に発表される。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Economy Grew 2.4% Last Quarter as Corporate Profits Jumped(抜粋)

(統計の詳細を追加します)