時代は戦国時代中期の
永禄6年 1563年
織田信長が今川義元を討ち取った「桶狭間の戦い」から3年後の事である

今回紹介する合戦の舞台は
信長の正室 濃姫の父 「マムシ」こと 斎藤道三が居城として築いた「稲葉山城(今の岐阜城)」を居城とする美濃国
信長の父 信秀の代より幾度と美濃国に侵攻するも、征圧には至らなかった地であった

美濃国では 1556年 斎藤道三が長良川の戦いで 息子 義龍に討ち取られ、その義龍も5年後に急死 まだ16歳の 義龍の子 龍興が当主となっていた
対して 美濃国を手に入れたい 尾張国の信長は あの手この手で侵略を試みるも
美濃三人衆をはじめ、斎藤軍の地の利を活かした防衛の前に、稲葉山城までの
突破口を見いだせないままでいた

そんな中、織田家の 中美濃の抑えを担う犬山城の城主「織田信清」が突如斎藤方へ
寝返る事件が起きる
信清は信長の従兄弟であり、信頼して託していた重要な防衛拠点
信長は 美濃平定までの戦略を大きく変える必要に迫られていた