<新城アナウンサー>「緊急事態宣言が全国に拡大して初めて迎えた週末、静岡の街なかはほとんど人影がありません。」
 静岡市中心部の商店街は商業施設が休業していることもあり、土曜日、日曜日とも人通りがまばらでした。
<街の人>「前と比べたらだいぶ少ない、半分以下。ここは我慢するところじゃないかな。」「飲食店でバイトしているが、午後がなくなって午前中だけ。」
 NTTドコモの分析では、4月19日午後3時の時点の静岡駅周辺の人出は感染拡大前と比べて57.8%減りました。一方、人が集まっていた場所もありました。
<新城アナウンサー>「用宗に来ました。駐車場は空きスペースはありません。満車です。街なかに比べ人が圧倒的に多い。」
 公園の遊具には小さな子どもを連れた親子が沢山いて、いつもの休日と変わらない様子でした。
<小林記者>「熱海駅前の商店街です。県内に緊急事態宣言が発表されて以降初の週末ですが、シャッターも目立ち人もまばらです。」
<土産物店>「営業時間を縮小しているところもある。」
 熱海では首都圏に緊急事態宣言が出る前と後で、観光客は大きく減りました。
<乾魚磯也 小林雄人さん>「自粛してと言われていないが、緊急事態宣言が出たことでこの先(自粛要請が)来るかもしれないと構えなければと思った。」
<新城アナウンサー>「熱海駅から離れた小高い地域に建てられた別荘は9000軒ある。熱海市街から来た人へ外出自粛が要請されました。」
<斉藤栄熱海市長>「(市民から)別荘の方が増えているのでは。という声を耳にしている。」
 熱海市は観光客だけでなく、別荘のオーナーにも訪れるのを控えるよう呼びかけています。感染を広げないためにゴールデンウィーク明けまでの自粛を求めています。