緊急事態宣言から1週間 各地で休業要請さらに拡大

緊急事態宣言から1週間。
休業要請などをめぐり、街ではさまざまな異変が起きている。

東京都・小池知事「もう1週間ではありませんね。まだ1週間。これから5月6日までご協力をよろしくお願いします」

長期戦となっている緊急事態宣言を受け、街ではさまざまな異変が起きている。

巣鴨の商店街。
本来なら縁日で多くの出店が立ち並ぶということだが、道には出店が1店も出ておらず、人通りもまばらとなっている。

“おばあちゃんの原宿”として知られる巣鴨。

東京都の休業要請を受け、14日に予定されていた縁日もとうとうお休みになった。

街の人は、「3万人ぐらい(来る)、縁日の日はね。(巣鴨に来る人は)減ってますよ。普段の6割くらいかな」、「わたしは戦争体験してるから、今のこういうご時世は大変だけど、幸せだと思うよ。家は残るでしょ」などと話した。

緊急事態が宣言された7都府県のうちの1つ、千葉県でも14日から休業要請がスタート。

福岡県でも休業要請初日を迎えたが、朝のJR博多駅では、電車が駅に到着すると、改札から続々と人が出てきていた。

IT関係会社勤務の男性は、「本来、きょう休みなんですけど、お客さまの都合で出社しなければならない」と話した。

休業要請の鍵を握るのが「補償」。

福岡市は、店舗への家賃や、無観客ライブを行う際の経費の補助を発表。

かつて公用車に高級電気自動車を導入した、千葉・市川市の村越祐民市長。

感染拡大防止に取り組む中小企業などに、最大20万円を給付するなどの支援策を発表した。

そんな中、再び子どもたちにも影響が…。

13日、北海道とともに緊急共同宣言を出した札幌市では、14日から再び小中高校を休校にした。

第2波とみられる感染者数の増加にともなう措置だが、2月末から3月にかけて行われて以来、2度目の臨時休校に、保護者からは「不安ですね。何も勉強していない。実際、去年の学年のやつ(勉強)も終わっていないので」との声が聞かれた。

感染拡大の波は国会にも。
新型コロナの影響から異例の対応を決めた。

危機感を強める国会議員たち。

関係者の新型コロナウイルスへの感染が相次いで確認されている。

東京・赤坂の議員宿舎で、自民党の船橋利実衆議院議員の家族の感染がわかったほか、自民党の鳩山二郎衆院議員の男性秘書や衆議院の職員など、13日から国会関係者の感染が相次いで確認された。

こうした中、衆議院では14日から開催する委員会の数を絞り込むことで、国会に来る議員らの数を7割から8割程度減らす取り組みが始まった。

さらに、午後に行われた衆院本会議では…。

大島衆院議長「5件を委員長の報告の通り、承認するに賛成の諸君の起立を求めます」

採決の際にはほぼ全ての議員が集まるが…。

採決が終わった瞬間、各党があらかじめ決めた半数の議員が議場から一斉に退室していった。

ガラガラになった本会議場。

桜田義孝元五輪担当相「今までの日本議会史上、そういうのはありませんので。今まで経験がありませんし、ちょっと違和感感じて」

事務所から本会議を見届けるのは、あの桜田義孝元五輪担当相。

桜田義孝元五輪相「密閉、密接、密集、3密がいけないと。われわれが率先して守らないといけない。(この時期に大臣やってたら大変でしたね?)大変ですね。地元ではみんなわたし以外の人、桜田さん熱心に東京で頑張ってくれよ、地元には帰ってこなくていいからねと、激励とも、ちょっと嫌みみたいに聞こえますよね」

国会にも大きな影響をもたらしている新型コロナウイルス。

しかし、ウイルスと闘う現場では、比較にならないほど緊迫感が高まっている。

東京・港区の保健所の様子を撮影した映像。

濃厚接触者の体調管理や陽性患者の行動の調査など、その業務は日ごとに増え続けている。

関係者によると、すでに感染経路がわからない感染者が急増している東京では、重症の患者をいかに速やかに医療機関につなげられるかが鍵に。

しかし、最前線の保健所は、すでに限界を迎えている。

(テレビ西日本)
(北海道文化放送)

(2020/04/14)

FNNプライムオンライン

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