政府の緊急事態宣言の対象とならなかった愛知県などが10日、独自に緊急事態宣言を出しました。対象から外れた自治体で切実な声が上がっています。
「うちも緊急事態宣言の対象に入れてほしい」。そう訴える自治体が相次いでいます。
京都府・西脇隆俊知事:「国に対して緊急事態宣言の発出を要請することと致しました」
京都府ではこれまでに165人の感染が確認され、関西では大阪、兵庫に次いで3番目の多さです。
京都府・西脇隆俊知事:「この1週間では感染経路不明者が9人から30人ということで、大幅に増加しておりまして、(緊急事態)宣言が発出された7都府県と比べても同等の厳しい状況にあります」
300人以上の感染が確認されている愛知県もやはり対象に加えるよう要請しています。宣言の対象となれば法的根拠もできて、市民により強いメッセージを出すことができます。ただ・・・。
菅官房長官:「現時点で愛知県、その他の自治体について対象地域に加えるべきとの評価に至っているとは聞いてません」
国の動きが進まないなか、愛知県の大村知事は・・・。
愛知県・大村秀章知事:「愛知県緊急事態宣言をここに発出する」
県独自の緊急事態宣言を出し、来月6日までの外出自粛を求めました。ただ、これは国の宣言と違い、法的根拠がありません。
一方、86人の感染が確認されている隣接する岐阜県も県独自の非常事態宣言を出しました。県では公立学校の臨時休校を来月6日まで延長するほか、医療体制の強化にも取り組みます。
すでに緊急事態宣言の対象となっている7都府県で喫緊の課題となっているのが患者を受け入れるベッドの確保です。神戸市では症状が軽い人や出ていない人の収容に民間の研修施設が充てられることになりました。患者100人を受け入れるのは医療関連会社「ニチイ学館」の研修施設です。神戸市は11日にも入院患者を移すとしています。
一方、9日に過去最多となる92人の陽性が判明した大阪府。患者数は600人を超えました。しかし、すぐに患者を受け入れられるベッドは約350床しかありません。元々面談室に使われていた部屋にベッドが設置されて病床となっています。さらに別の部屋のベッドの下を見ると畳です。元々は休憩室でした。こちらの病院ではベッド数を増やし、13日にも軽症者の受け入れを始めるということです。
[テレ朝news]
