オリンピックで新しく採用されるスケートボードの「ストリート」。

日本のエース・堀米雄斗選手(21)が、オリンピックの前哨戦ともいえる国際大会で、世界王者と勝負をした。

優勝賞金1,000万円の大会に、世界のトップ選手が集まった。

スケートボードでは、世界ランク2位の堀米選手と、1位のナイジャ・ヒューストン選手(25)が対決。

加藤綾子キャスターが取材した1月9日も、堀米選手は、この大会を楽しみにしていた。

堀米選手「ナイジャ・ヒューストンも来るっぽくて、すごくびっくりしましたね。本当に、アメリカの“超トップ”で、今も世界ランキング1位の選手」

そして実現した、豪華な2ショット。

ナイジャ・ヒューストン選手「雄斗は素晴らしいスケーターさ! とてもいいやつなんだ!」

堀米選手の予選では、加藤キャスターにも披露してくれた「360(トレ)フリップ」を見せた。

堀米選手は、ナイジャ選手を抑え、予選1位で見事、決勝進出。

競技は、ランとベストトリックで争われた。

まずは、複数の技を繰り出すラン。

ナイジャ・ヒューストン選手が90点という高得点をマークし、1位につけた。

3点差の2位につけた堀米選手は、1本の技で競うベストトリックで逆転を狙った。

93点をマークしたが、絶対王者は、さらにその上を超えてきた。

堀米選手の点数を上回る97点。

このあと、ベストトリック2回目、3回目と果敢に技に挑んだ堀米選手だが、逆転はならなかった。

それでも、東京オリンピックへ確かな手応えをつかんだ。

堀米選手「(ナイジャ・ヒューストンと)そんなに差はないと思うんですけど、新しいトリックを増やして、五輪にもすごく良い状態で挑みたい」

(2020/01/28)

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