イギリスが独自路線“集団免疫”効果は?新型コロナ(20/03/17)

欧米でも感染が広がっている新型コロナウイルスですが、イギリスは感染拡大の封じ込めよりも「集団免疫」による収束を目指す方針を表明しました。手段免疫とはどういった考え方なのでしょうか。

 安倍総理大臣:「恐らく、史上初めてとなるテレビ会議におけるG7(主要7カ国)サミットを開催しました」
 緊急のテレビ会談を行ったG7が首脳声明を発表。十分な経済財政政策を実行するほか、治療薬の開発を加速することなどが盛り込まれました。また、東京オリンピックの開催についても話し合われ・・・。
 安倍総理大臣:「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証として、東京オリンピック・パラリンピックを完全な形で実現するということについて、G7の支持を得たところです」
 「完全な形」での開催を目指すようですが、現在、日本国内のイベントは自粛や中止、延期が続く状況です。政府は感染拡大が深刻なヨーロッパから入国した人に対し、日本人も含めて14日間の自主待機を要請するほか、外国人の入国拒否の対象地域をスペインの3つの州、イタリア、スイスの一部の州、アイスランド全土に拡大する方針です。収束はいつになるのでしょうか・・・。
 感染拡大への不安が続くなか、16日にWHO(世界保健機関)が求めたのは・・・。 
 WHO・テドロス事務局長:「すべての国に訴えたい。検査、検査、検査だ。疑わしい例、すべてに対してだ」
 現在の検査、隔離措置を「十分でない」と指摘。検査による感染者特定、隔離措置の徹底を強く呼び掛けました。現在も世界中でその猛威を止めるべく、人との接触を減らす多くの対策が講じられています。感染者が4600人を超えたアメリカでは、トランプ大統領が感染拡大を抑え込むガイドラインを発表。10人以上の集まり、旅行や外食を今後15日間、自粛するよう勧告しました。さらに、韓国では「ウォーキングスルー」方式の検査が導入。1人ずつ透明なブースに入り、医師は外側から検体を採取。患者との飛沫(ひまつ)感染リスクを軽減できるとのこと。
 一方、感染拡大が深刻なヨーロッパのフランスでは、現状を「危機的」としたマクロン大統領が全土での外出禁止を発表。国民に協力を訴えました。
 マクロン大統領:「我々は戦争状態にある。敵はどこかの国ではなく目に見えない。しかし、確実にいるのだ」
 通院、在宅勤務が不可能な人は対象外ですが、違反者には罰金が科されることに。各国がこうしたヒトとの接触をなくす対策を講じているのですが・・・。
 一方、こうした国と大きく方針を変えてきたのはイギリスです。
 ポリス・ジョンソン首相:「現在、進めている明確な計画があります」
 ジョンソン首相の計画・・・。それは「感染封じ込めを諦める」驚きの策、“集団免疫”です。集団免疫とは、免疫のある人たちに囲まれていれば感染する可能性のある人もそのリスクから守られるという発想・・・。
 ポリス・ジョンソン首相:「病気のピークをより長期にわたって引き伸ばし、私たちの社会がうまく対処できるようにします」
 この対策にネットでは政府への批判が相次いでいます。各国が感染防止に取り組むなか、集団免疫という考え方が新たな突破口となるのでしょうか。そして、収束はいつになるのでしょうか。
[テレ朝news]