宮原知子 SATOKO MIYAHARA World Championships 2016 世界選手権 FS 139.89 Total 210.61 RK5



2016世界選手権FS(2016-04-02ボストン)
安心して観ていられる唯一の日本代表。最終組3番目滑走。
最初の3連コンビネーションの最後を「両手持ち上げジャンプ」とし、観客と審判団を一気に釘付けにし、淀みなく次々に技を繰り出して演技を進行し、決して守りになるのでなく、攻めに攻めながらの演技、それもノーミスであった。
演技終了を待たず観客は総立ち。直前に演技したメドベデワの得点は電光掲示板で示されている。観客たちの共通の認識は、「今の演技はメドベデワに負けてないぞ。互角か? いや、今の演技の方が上だったのじゃないか?」というものでなかったか?
しかし、なかなか得点が発表されない。どんな事情が審判団にあるのか? 採点の集計に最も時間がかかったのは、この次の次に演技する米国のグレーシー・ゴールドと日本の宮原知子である。
本大会の宮原の演技は、今シーズンの宮原の演技の中で最も高いレベルの演技である。フリープログラムに関していえば、パーソナルベストとなっておかしくない出来である。
しかし、ようやく発表された得点は、FSの得点が139.89点(技術点73.54演技構成点66.35)、演技構成点が思いのほか低かったため、SPの得点と合わせたTotal210.61点の得点は、演技した本人も一瞬呑み込めないキョトンとする得点だった。