次の選挙で落選させるべき、橋本岳厚生労働副大臣。清潔と不潔カオス副大臣。橋本龍太郎元首相の息子。

メンターであり、英雄である神戸大学岩田健太郎教授を侵入呼ばわりです。国民の命を守ろうとした医者に何のリスペクトもない。落選させましょう。キャンペーンしますので、チャンネル登録し、ご協力お願いします。

25.
Lancetより速報です。
やっと、まともにInclusion criteriaのある論文がでました。n=710で除外しつくして、n=52にしています。重篤患者(FiO2が60%以上の患者)のみを対象にした単施設レトロです。かなり信頼度が高い。
重篤というのは、酸素投与をざっくり毎分6リットル以上やらないと死ぬ患者を対象にしたということです。これはそのままICU送りになっているということを意味します。
エンドポイントは、①ICU送りになって28日後の致死率、②ARDSの割合です。
結果:40代以上だけが死んでいます。80代は2人とも死亡。やはり、今までの論文の通り、若年と女性はかかりにくい。持病があるとだめとよく報道されますが、生存者と死亡者の違いがある慢性疾患は脳血管障害と糖尿病だけですね。これは新しい。
症状はやはり、上気道症状がほぼなし!咽頭のぬぐい液でPCRするな!偽陰性の温床です。
なぜか筋肉痛があるひとだけがよく死んでいるという結果です。
ARDSや急性腎、心不全(Septic shock、敗血症性ショック)で死亡しています。
治療については、抗ウイルス薬をやったほうがよさそう。ステロイドを投与したから死にやすいというわけではなさそう。
早期発見、早期介入したほうがより、生存しやすそうです。
リンパ球減少と死亡の差がでるのですが、鶏と卵理論でよくわかりません。リンパ球が下がるから死ぬのか、死ぬような人のほうが最後はリンパ球が全滅させられるのか。
カプランマイヤーの生存曲線がやっと見られました。28日後の致死率は62%です。ひどいですね。
ARDSの割合は67%です。
ディスカッション:過去のCritically ill(重篤患者)のみを対象としたJAMAからの先行論文と比較し、Covid-19はSARSよりも致死率が高いという結論です。
これでも、まだ、日本政府は学校を休校にしないのでしょうか。こどもの不顕性感染を通して、祖父母を死に至らしめる結果になる。
ぼくの結論は、やはり、1ヶ月だけ!1ヶ月間だけでいいから「高齢者は逃げてください。」

●野外で咳しているひとと通りすがるくらいの接触では感染は成立しません。
●日本人が命を守るための行動とは・・・
『ウイルスを排泄しているひとと濃厚接触しないこと。』
では、具体的に、高齢者、妊婦がどうすればいいのか明示します。

①全力疎開(最も効果的)
②全力換気(次に効果的)
③全力防御(少し効果的)
④全力支援(①-③をするために)
詳しくは動画⑭の解説を御覧ください。

さて、エビデンス動画です。
YouTubeの特徴で一度投稿したビデオは編集できないので、同じようなタイトルの動画が徐々に長くなっていくのをご容赦ください。新しいエビデンスがでるたびに書き換えて、アップデートしています。
臨床論文10本くらい、疫学論文4本、臨床コメント、コレスポンダンス3本、レビュー1本、診療ガイドライン1本、CDCのガイドライン、Elsevierのまとめサイト、東北大学、押谷仁教授のホームページ、NHKスペシャル「感染はどこまで拡(ひろ)がるのか 緊急報告 新型ウイルス肺炎」を引用しています

時系列に臨床論文を見ていきます。
①DOI:
②DOI:
③doi:10.1001/jama.2020.1585
「エピデミック下の混乱した武漢の医療で、中高年の致死率は6-15%」
古い疫学データは陳腐化しましたのでリンク省略。初期の動画注釈を参照。
⑥DOI: 10.1056/NEJMc2001468
世界を震撼させた発症前の感染報告でした。
⑦DOI:
ただ、その真偽は証明不可能。わからないとしかいえません。

中国の診療ガイドライン。
日本の医療現場も厚生労働省、イコールWHOのいいなり。今後、感染者続出します。
⑩CDC 2019 Novel Coronavirus Information for Healthcare Professionals

日本の医療従事者は、アメリカのCDCの推奨に従ってください。厚生労働省の通達は無視。CDCの通達を読んでください。WHOは後手後手。CDCは先手必勝。
スタンダードプリコーションでは、ゴーグル、ガウン、手袋、「N95マスク」をつけさせてください。

9人の妊娠後期の妊婦で垂直感染したかどうか、母乳にウイルスがあるかのスタディです.垂直感染のエビデンスはなし。妊娠中は免疫が落ちるので、無用な外出は控えましょう。都市部のかたは、里帰り出産してください。
⑫DOI: 10.1097/CM9.0000000000000744
やはり、武漢内の病院での致死率は12%です。

2月7日時点での、WHOでSARS対策にも奔走した、東北大学大学院医学系研究科の押谷仁教授にインタビューした記事と、押谷仁教授メッセージの記事です。
NHKスペシャル出演された押谷教授のコメントは現実的で、示唆に富んでいます。
⑭doi:
悔しいがこれがベストエビデンスかもしれない。バイアスかかるはずだけど。
発熱しか症状のない患者の胸部CTは異常所見がでない。
武漢だけのデータじゃないというのがミソです。
このスタディのえらいのは、全員CTをとっているということです。
CTで所見があったのは、軽症で74%でした。
致死率は1.4%だけど、ほぼ入院してるひとだから、フォローアップ期間のばせばもっと伸びるはず。
とにかく、10代の若者がぜんぜんかかってない。受験生には朗報です。

画像所見の論文。
CT画像には4つのステージがあるとしています。n=20人を4日おきに、発症初期から治るまで、CTをとりまくり、どう変化するか前向きに研究。
発熱だけのひとは、17%のCT所見がないにいるはず。
⑯DOI: 10.1016/j.tim.2018.03.001
Covid-19はコウモリから豚に入って変化し、人間に感染した可能性。

R0 for Covid-19は3.28(WHOは 1.4から2.5としている)だそうです。ただ、日本の環境となると値はどうなるかわかりません。岩田教授によると。
⑱I Dorigatti,”Report 4 …(nCoV)” ?WHO
致死率を出すときに、いかに軽症者と重症者がスタディにぐちゃぐちゃ組み入れられ、正しい値が出せないかを示しています。
そういうわけで、日本で、中高年が発熱で発症したら、数%の致死率でいいのではないかという作業仮説です。岩田教授も同じことをおっしゃっています。
⑲CDCのN95マスクのガイドライン

ここに、予防のヒエラルキーが記載されています。これを改変し、逃げる、換気する、防御すると言い換えました。テレワーク、テレスクール、テレメディスン。これをきっかけに社会改革。
自己武漢閉鎖状態による鉄壁はこの原理からきています。自分や家族の命は自分で守る。
⑳doi:10.1001/jama.2019.11645
閑話休題。N95マスクとサージカルマスクのガチンコ対決。結果は引き分け!隙間を作らなければ、サージカルマスクでもN95マスクと効果はほぼ変わらない。
21.
手指衛生、マスクのメタアナです。手洗いは再現性あるから異論なし。欧米人はマスク嫌悪のせいで、バイアスかかりまくりのダメスタディばかり。学者はそれを鵜呑み。マスクは効果があるので、予防のためにしてください。

22.SM Jung, “Real-time…cases”J. Clin. Med. 2020, 9, 523; doi:10.3390/jcm9020523
日本人の感染者予測は2000人くらいへ。ちなみに、アメリカは4000人くらい。現状、PCR陽性になった患者がアメリカにおいて少なすぎる。

23. 
インフルエンザに、新型コロナウイルスが紛れているかもしれない。主要都市で怪しい人はPCR検査するそうです。

24.Lopinavir/Ritonavir (LPV/r)の治療効果ケースレポートを3つ
DOI: 10.5582/bst.2020.01030 、
Lopinavir/Ritonavir (LPV/r)の報告です。6人中5人で投与して、すぐに解熱が得られています。

以上です。

この病気で亡くなられたかたのご冥福をお祈りします。
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