東京オリンピックの聖火を運んだ特別旅客機の模型の偽物を販売したとして、39歳の男が逮捕されました。

 金子幸広容疑者は去年6月ごろ、ギリシャから聖火を運んだ旅客機「TOKYO2020号」の模型の偽物3台を販売し、東京オリンピックの大会組織委員会が持つ商標権を侵害した疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、TOKYO2020号は東京オリンピックのエンブレムが描かれるなど特別なデザインで、本物の模型は大会関係者だけに配られ、一般には販売されませんでした。

 金子容疑者は中国から偽物を輸入し、これまでに31台をインターネット上で販売していました。

 取り調べに対し、「商標登録されているとは知らなかった」と容疑を否認しています。
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