542人の乗客の感染が明らかになったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で19日、14日間の隔離期間を経て陰性だった乗客が順次、下船します。感染者が急増して「船内パンデミック」ともいわれる今回のケースは、乗員が媒介しているという見方も出てきました。

 感染拡大が続いています。
 和歌山県・仁坂吉伸知事:「きょうもある意味で残念な報告をしなければならない」
 17日に4人の感染者が出た和歌山県で、18日に新たに3人の感染を確認。そのなかの1人は10代です。
 和歌山県・仁坂吉伸知事:「(感染が確認された)お医者さんの後から発症した方の子どもさんですね、症状がなかったのですが、プラス(陽性)が出ました」
 さらに、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では新たに88人の感染を確認。これにより、船内での感染者は542人に上りました。また、18日から感染が確認された乗船者を開院前の医療施設で受け入れることとなりました。
 愛知県岡崎市の「藤田医科大学岡崎医療センター」では、最大170人を受け入れる予定です。新型コロナウイルスの陽性反応が出た人のうち症状が出ていない人が対象となり、夕方に近隣住民への説明会が開かれました。そして、いまだ船内に残されている約2500人の乗船者に対し、当初の予定通り検査で陰性となった乗客は19日から下船が開始されることに。
 加藤勝信厚労大臣:「19日から下船がスタートして20日、21日くらいの幅のなかで下船をして頂くことは想定しながらやってますけれども、具体的なオペレーションを作っているので、それを踏まえて対応していきたい」
 横浜港に到着してから2週間以上・・・。ようやく下船することになりましたが、この間、海外メディアからは「人権侵害だ」「『こうしてはいけない』と教科書に載る見本」「船内は“ホットスポット”」。
 なぜ、下船させるための迅速な対応が取れなったのか。乗船者を船内に隔離した日本政府の対応に批判が・・・。これに対し、菅官房長官は18日の会見で・・・。
 菅官房長官:「(Q.船内隔離は政府として適切な判断だった?)適切だと思っています」
 改めて「適切」だったと話しました。新型コロナウイルスによって求められる多くの対策、対応。一体、何が正しいのでしょうか。
[テレ朝news]