新型コロナ 感染拡大で・・・週末 県内の観光地は

新型コロナウイルスへの感染が国内でさらに広がる恐れがあるとして、政府の専門家会議は2月16日「不要不急の集まりを避けてもらいたい」と呼びかけました。県内の経済にも影響が出始めていて、週末の観光地でも心配する声が聞かれました。
 記者「週末の熱海駅前です。若干マスク姿が見受けられるもののいつも通りの熱海駅です」
 観光客「女子旅。温泉行って酒飲む」「東京の方が人が多いから(熱海は)大丈夫」「若かったら死なないと聞いているからあまり気にしていない」
 観光客「もう3週間くらい前までは対岸の火事だったけど、今はいつなんどきどうなるかわからないので気をつけなければ」「どこでうつるかわかんない」「特に観光地とか来ると気にはなる」
 熱海駅前は、若者など個人の客が多いことからいつもと変わらない週末でした。しかし、観光への影響は広がりつつあります。
 熱海市で、新鮮な魚をホテルや飲食店に卸している創業80年の老舗です。店主の宇田さんは影響が身近に迫ってきていると感じています。
 宇田水産・宇田勝社長「うちのお得意さんで、中国系のお客さんが多い宿泊施設がクローズになっている所もありますし」「熱海なんでまったく関係ないかなと思っていたが影響あるなしに関わらずコロナウイルスに関して身近に感じられたのがそういう点です」
 宇田社長「アジの干物です」「バイキングなんで人数分ではないが週に2回くらい、100枚単位で。200枚とか300枚とか」
 週2回、ひものなどを納めていたホテルからも発注がストップしたままだといいます。
 宇田社長「早くこういう騒ぎが終わってほしい。収束してほしい。」
 2月10日に始まり初めての週末を迎えた「河津桜まつり」もいつもの年とは様子が違うようです。
 観光客「まあ怖いですが、マスクしたりでもこの時期じゃないと見れないから」「孫を連れていますが?」「あまり人込みには出したくないけど、花は見たいですね」
 観光客「マスクは必ずつけて、あと出来れば消毒を見つけたりしたら、そこで手を消毒するように心がけています」
 観光客の数はいつも年より少ないと店を出す人は肩を落としています。
 出店者「店を開いていて実感としては例年に比べてどうですか?」「もう、まるっきり少ないですね。本当に10分の1以下になっています」「日本人の方も団体は、ほとんどいらっしゃらない状態ファミリーの方ばかりですね」
 例年、大型バスでいっぱいになる駐車場も空いています。
 Q.「今年は商売的に苦しい?」
 出店者「苦しいですけど、本当に苦しいです」
 県調べ県によると1月〜3月までの県内の主な観光地の宿泊キャンセルは、約9万人の見込みです。新型コロナウイルスの感染拡大で観光関係者は先行きの見えない不安を抱えています。