【北京五輪1年前】紀平梨花描く未来予想図「限界の構成と完璧な演技」の先に――
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22年北京冬季五輪開幕まで4日でちょうど1年となり、フィギュアスケート女子で全日本選手権2連覇の紀平梨花(18=トヨタ自動車)がスポニチ本紙の単独インタビューに応じた。出場となれば自身初の夢舞台への思いを語り、自身の究極の演技を見せて世界最高の合計250点超えを理想として思い描いた。また、五輪シーズンの来季は今季のプログラムで挑む可能性が高いことも明かした。(取材・構成 大和 弘明)

 北京五輪まで1年。コロナ禍で不透明な部分は多いが、カウントダウンが始まった。静かに語り始めた紀平の言葉は、熱を帯びていった。

 「今まで人生を懸けてやってきたスケートの最終の目標の場がもう来てしまう。早いな、というか。そこで絶対に後悔したくない。どの試合もいい演技はできたりしているんですけど。それでも学ぶことや、本当にギリギリだったなと思う出来事がまだまだ多い。(五輪は)余裕を持って、どんなパターンでも絶対に自分の実力が出せる自信をつけておきたい」

 シニア1年目の18年GPファイナルで、平昌五輪金メダルのザギトワ(ロシア)らを抑えて頂点に立った。順風満帆な道のりに見えるが、すり切れそうな毎日の連続だった。
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