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✍  竹内結子さんと「理想の自分」について話す機会がありました。当時27歳。主演映画「サイドカーに犬」の公開直前というタイミングでした。 映画の主人公は、人目を気にしない豪快な性格で、「先入観」「常識」を疑い、価値判断の基準は、あくまでも自分という女性。自由奔放で大胆な言動がとても魅力的に映りました。優等生的だった印象を大きく覆す作品で、女優として転機になると感じました。竹内さんは「役の上ではありますが、かわいらしく、いい子でありたいという、そんな気持ちから開放され、何も気にしなくていい心地よさを強く感じました」と話しました。 さらに「人は話す時、相手に自分の気持ちを知って欲しいから話すじゃないですか。ところが(演じた女性は)自分がどう思われようが、別にいいという調子で話す。よく思われたいという気持ちを捨てると、人間こんなに楽なのかと発見しました」と「開放感」を繰り返し言葉にしました。 生き方が少し変わりそうですかと聞くと「人からどう思われようが、自分のことは、自分で認めることができるという生き方に憧れます。これからは私自身もそうありたいなと思います」と言い聞かせるように答えました。 半年後、この作品で主演女優賞を射止めた日刊スポーツ映画大賞の授賞式。控室で「(憧れの生き方は)まだまだですけど頑張ります」と笑顔を見せました。 その後も活躍は続き、作品を通して多くの人を魅了しました。女優としては、自分で自分を認めることができていたのでは、と想像すると同時に、そうであって欲しいと、今は願っています。【松田秀彦】 …
💖 #おくやみ, #竹内結子, #日刊スポーツ