14日午前0時、福岡県が再び緊急事態宣言の対象エリアとなりました。去年4月に続く2度目の緊急事態宣言。どう受け止められているのでしょうか。
コールセンターに勤務する女性は「コロナウイルスに慣れが出てきて、2回目の今のほうが危機感があんまりないというか」。
予期しなかったせいか、はたまた2度目のせいか。14日朝の福岡市天神は13日までとあまり変わらぬ通勤風景がみられました。
感染状況は「踏み止まっている」として、全国で県が要請しないまま唯一出された緊急事態宣言。それでも県内の感染は拡大傾向にあり、重く受け止める声も聞かれます。
専門学校の教員は「学生がいるので、より一層手洗いとか、消毒とか緊張する」。
「不要不急の外出・移動については終日、昼夜を問わず自粛をして頂きたい。とりわけ20時以降については徹底をお願いしたい」。国との認識に違いがあったとしつつも、宣言で感染拡大に歯止めをかけたいとする小川知事。
県の要請を受け、福岡市天神の岩田屋本店と福岡三越は当面、通常夜8時までの営業を14日から午後7時までに短縮することを決めました。
広報担当者は「閉店の作業をすること。我々従業員の帰宅の時間を鑑みて夜7時の閉店と決定した」。
飲食店については16日から午後8時までの営業、酒類の提供は午後7時までとする時短要請が出されています。要請に応じた飲食店には1店舗につき1日6万円の協力金が支給される見通しです。
知事の会見を見ていた福岡市内の飲食店主は「1日6万円とか言われているが足りない。8割位は回復して今からというところでこの状況。店としても持ち帰りとか出前とかにシフト変更して行かなければ」。
北九州市を中心に50店舗を構える資さんうどん。こちらも協力金の対象となり約7割の店舗が24時間営業ですが、要請通り16日から県内すべての店舗で、店内飲食を午後8時までとします。
佐藤崇史社長は「やや意外なところもあった。万が一のことがあってもということで準備をしていたのですぐに対応できた」。
現在も行っているテイクアウトは午後8時以降も継続します。
「お客様が食べる場所がないとか食べるものがない。仕事が終わって温かいものを食べたいのに、食べられないということがないように、常に持ち帰りができる体制をつくる」。
県内でも最多の感染者が続く福岡市では、13日のうちに独自の経済支援策が発表されました。
夜8時までの時短営業に協力する飲食店で、対象期間中テイクアウトに取り組む場合、1店舗につき20万円支援するほか、商店街のテイクアウト・デリバリー、事業者のテレワーク導入や拡充支援なども行います。
また2桁の新規感染者が続く北九州市。北橋市長は14日、宣言後初めて開かれた対策会議で珍しく感情を露にしました。
「医療体制が大変逼迫しているということをみなさんと共有したい」。
北九州市では交通機関などへの追加の支援策を検討していて、近く発表される予定です。