渋野日向子、全米制覇の可能性 そして日本勢の躍進【岡本綾子に聞く女子ツアー】
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日本だけでなく、世界中のゴルフツアーが中止や延期を余儀なくされた2020年。そんな中で、全米女子オープンは6月から12月に延期され行われました。日本からも19人が参戦。例年なら、予選会からの出場枠が多い大会ですが、2020年はそれが行えませんでした。その影響でロレックス(女子世界)ランキングからの出場選手が多くなったということです。
それにしても、日本勢がこれほど出場したのはうれしかったですね。ロレックスランキングというものがこの世にできたことがすべて、といってもいいでしょう。世界の女子ゴルフ界が一つになる形で、2006年2月に第1回ランキングが発表されています。メジャーなどの出場権に使われ始めたことと、2014年から日本をはじめ米国以外でも最終予選が行われるようになったことで、全米女子オープンへの道は大きく広がりました。米国ツアーでの活躍や、予選会から出場する以外は、各ツアーの前年度上位選手などに出場が限られていたそれ以前とは、大きな違いです。
ここ何年か若い選手を教えている中で言っているのが「国内の試合で頑張ってワールド(ロレックス)ランキングを安定して上げていけば、絶対海外の試合(メジャー)に出られるようになるから」ということ。宮里藍さんが米ツアーに行かず、ずっと日本でプレーしていたとしても、メジャーには出場できたでしょう。それほど、世界の舞台との距離は近くなっています。
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