筆者が利用中のdots。画像:筆者によるスクリーンショット
OpenAIの新しいサービスである「dots」が面白い。
dotsは「常時動作型AIエージェント」とでも呼ぶべき存在なのだが、我々の雑事を一気に奪って、楽にしてくれる可能性を持っている。
常時動作型AIエージェントは、今のAIサービスにおける巨大なトレンドだ。アメリカではMetaの「Muse」がヒット中で、イーロン・マスクのSpaceXSIも「Grok Bot」をスタートした。
dotsはどこが便利で、どう使うべきなのかをまとめてみた。

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面倒ごとを「いい感じに進めてくれる」AI
dotsの利用イメージ。出典:OpenAI
dotsとはどんな存在なのか? どう使っているかを示すのが一番わかりやすい。
以下、筆者の体験した実例を紹介するが、その性質上、非常にプライベートな内容が含まれてしまう。そのため、文章が中心の説明となることをご了承いただきたい。
dotsとは、簡単に言えば、「自分の部下のように働いてくれるサービス」だ。
自分が見ている情報をdotsにも与え、どのようなことをしてほしいかを依頼しておくと、自動的に目的を達成する。依頼が継続的なものなら、状況が変わるたびにこちらに通知してくる。
例えば「自分に関するアポイントをまとめて、カレンダーに入れてほしい」とする。そのためにはまず、dotsにメールやカレンダーのアクセス許可を与える。
プラグインを使ってカレンダーやメールなどを接続。画像:筆者によるスクリーンショット
するとdotsは私のメールやカレンダーを読んで作業をする。例えば、メールで発表会や取材の連絡が来ると、日時と用件を抽出し、カレンダーに登録する。
重要なのはここからだ。
検索を依頼したら検索してくれたりもするが、それ以上に、「この人はどういう人か」「今どんな案件が進行中か」「返答が必要なメールはどんなものか」といった、アポイントを管理するために必要な情報を把握して働き続けてくれる。
新たに、同じ用件に関して時間変更の連絡が来たとする。
するとdotsは「時間変更の依頼が来ました。先方は返答を求めています」と連絡してくる。そこに「2時間後に時間変更を、と返事をして」と書くと、dotsは自分の代わりに返答のメールを作り、相手に送る。
そして、そのあとに承諾の返事が来ると、「変更の確認が取れたので、カレンダーの書き換えをしておきますね」と言ってくるのだ。
それぞれの作業は、いままでもやろうと思えばできたことだ。だが、dotsの場合にはちょっとした指示だけで、簡単かつ自動で物事が進む。
もし、承諾の返事が来ていなければ「2日前の件、まだ返答が来ていません」と教えてくれるし、オンライン会議で後日参加URLが送られてきたら、「参加URLが届いたのでカレンダーに追記しておきます」と言ってくる。
こうした「自発的な連動性」こそが、dotsの大きな特徴だ。
もちろん、スケジュール管理以外もできる。