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AIコーディング基盤の米レプリットのアムジャド・マサドCEOが、TechCrunch Disruptの登壇で、同社は現在アンソロピックと協業していないと明らかにした。理由にコスト、提携、性能を挙げ、オープンAI側のモデルのほうが優れていると語った。一方、協業に詳しい関係者は、協業は続いていると述べているという。

TechCrunch Disruptに登壇したレプリットのアムジャド・マサドCEO
AIコーディング基盤を手がける米レプリットは、現在は米アンソロピックと協業していない。同社共同創業者でCEOのアムジャド・マサド氏が、TechCrunch Disruptの登壇で明らかにした。米TechCrunchが米国時間10月16日に報じた。
マサド氏は、決断の理由としてコストを含む複数の要因を挙げた。レプリットは8月に米オープンAIとの提携を発表していたが、アンソロピックとの関係が終わった兆候は、それまで示されていなかったという。
マサド氏は「今はChatGPTのほうが優れていると思う」と発言。社内のベンチマークで性能などの指標を測っていると説明したうえで、「当社は公開ベンチマークも出しているが、SolとAstraは、ゼロからバイブコーディングでアプリを作る場面で一貫して優れた結果を出している」と述べた。そして「コスト、提携、性能のすべてに基づく決定で、こうした理由から、当面はより良いパートナーだと感じた」と語った。
レプリットは、ブラウザー上でアプリの開発から公開までを行えるクラウド型の開発基盤を提供している。アンソロピックとの提携のもとでは、同社のAIモデル「Claude」で基盤を動かしており、この提携が売上を大きく伸ばしたとされてきた。
マサド氏は同じ登壇で、事業の状況にも触れた。ARR(年間経常収益)の数字は「まだ公表していない」としたうえで、エンタープライズ向け契約は前年の売上の約2%だったが、今年は約15%になったと説明した。売上の5割超はB2Bだという。
ただ、TechCrunchによると、レプリットとアンソロピックの協業に詳しい関係者の1人は、匿名を条件に、協業は今も続いていると述べた。TechCrunchはレプリットに改めて確認を求めている。
では、「協業はしていない」と語るレプリットの足元で、Claudeはどう扱われているのか。背景には、同社自身が公表した本番環境のデータと、売上急増を支えた過去の経緯がある。

レプリット本番環境でのモデル別「委任」の実績
(出典:レプリットのブログ、報道をもとに作成)
この記事の続き >>
・「協業なし」発言と、レプリット自身のブログに載る本番データのズレ
・オープンAIのモデルが「安く動く」と読める、委任の実績と成績
・モデル選択画面に今も並ぶClaude系モデルの名前
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