Anthropicが小型AIモデル「Claude Haiku 5.5」を発表/Mistral AIが大規模言語モデル「Mistral Large 4」を公開(ITmedia PC USER)

Anthropicが小型AIモデル「Claude Haiku 5.5」を発表

 想定する用途は、要約や分類、データベースへの問い合わせといった大量/反復処理の他、Opus 5.5やSonnet 5.5の下で動くサブエージェント、応答速度が求められるカスタマーサポートなどだ。標準速度のモデルとしては同社で最速だという(OpusのFast Modeよりは遅い)。

 また、Haikuとして初めてeffort設定に対応し、コストと性能のどちらを優先するかを選べるようになった。

 同社が公表したベンチマークでは、実際のコンピュータを使った多段階タスクを測るOSWorld 2.1(オフラインサブセット)で72.4%となり、Haiku 4.5の15.7%から大きく伸びた。比較対象に挙げたOpenAIの「GPT-6 Luna」(48.9%)も上回る。ただし、複雑なエージェント型コーディングにはSonnet 5.5やOpus 5.5の方が適しているとしている。

 API価格は、プロンプトが10万トークン以下かどうかで変わる。100万トークンあたり、10万トークン以下では入力0.1ドル/出力0.5ドル、超える場合は入力0.5ドル/出力2.5ドルだ。トークナイザーの更新で同じ作業に使うトークン数はわずかに増えるが、それを含めてもHaiku 4.5と比べて平均でコストを約75%抑えて稼働できるとのことだ。

 なお、同日にSonnet 5.5のキャッシュ読み取り価格を100万トークンあたり0.2ドルから0.1ドルに引き下げた他、Max/Teamプランの契約者に毎月のAPIクレジット(Max 5xは100ドル、Max 20xは200ドル、Teamはユーザー間で共有する最大500ドル)を順次付与することも発表した。クレジットはどのモデルにも使える。