マイクロソフトは10月2日(米国太平洋夏時間)、Windows 11の現行バージョン向けに配信中の「2026年9月のセキュリティ更新(KB5124010)」を適用すると、Dolby Digital(AC-3)コーデックを扱うアプリが強制終了する問題が発生していることを明らかにした。
対象となるのはバージョン24H2、25H2、26H2。AC-3コーデックのデコーダーを利用するアプリで事象が発生する可能性があり、具体的にはDVDプレーヤーアプリや、音楽をAC-3形式で収録しているゲームアプリなどが該当する。一方、Windowsに内包されたデコーダーを使わないアプリは影響を受けない。
症状はアプリによって異なり、起動自体に失敗するケースと、起動はするものの事前の告知なく強制終了するケースの2通りが報告されている。
同社は今後のWindows Updateで問題の解消を図るとしている。具体的な修正時期は明らかにしていない。
今回の不具合は、セキュリティ更新プログラムの適用後に顕在化する点で、企業や個人ユーザーが更新を控える判断材料になり得る。特にAC-3形式の音声を扱うレガシーアプリケーションに依存している環境では、更新適用前に影響範囲を確認することが求められる。