イラン、米国の提案にも「7つの条件を満たすまでホルムズ再開放はない」 | Joongang Ilbo | 中央日報


ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.05 09:39

イランは、米国が7つの条件をすべて受け入れるまでホルムズ海峡を再び開放しないと明らかにした。米国との交渉が膠着状態に陥る中、主要な原油輸送路を引き続き交渉カードとして使おうという考えだ。

イラン議会のモハマド・バーゲル・ガリバフ議長は4日(現地時間)、議会本会議で「イランの立場は完全かつ透明で明確だ」とし、「米国は一方的な要求を押し付ける時代が終わったことを理解しなければならない」と述べた。

続けて「イスラマバード了解覚書に基づく7つの条件が満たされるまで、ホルムズ海峡は開放されない」と強調した。

イランが提示した条件には、米国によるイラン港湾の海上封鎖解除、凍結資金の返還、イラン産原油の輸出制裁解除、全戦線での軍事作戦中断などが含まれているという。

こうした条件は、今年6月に両国がパキスタンの仲介でまとめた暫定了解覚書に基づいている。

ガリバフ議長は、最近米国が仲介者を通じて提案を伝える一方、メディアを通じては相反するメッセージを発していると批判した。

これをイランの戦略的判断を揺さぶるための「認知戦」と規定し、「イランは相手の言葉より実際の行動を基準に対応する」と述べた。

イランは外交交渉の可能性そのものを閉ざしてはいない。これに先立ちイランは、米国が条件を受け入れた場合、7日以内にホルムズ海峡を正常化する「信頼構築案」を提示し、先月末には米国の回答もカタールを通じて受け取ったという。

現在、双方は条件の具体的な内容だけでなく、どの措置を先に履行するかをめぐっても意見が食い違っている。

ガリバフ議長は同時に、軍事的対応の可能性にも言及した。「必要な時には戦い、必要な時には交渉する」とし、イランが戦争と交渉のどちらか一方だけを選択しなければならない状況ではないと主張した。

米国とイランの外交的接触が続く中、ホルムズ海峡を再開放できるかどうかが交渉結果を左右する核心的な変数として浮上している。