重症者が54人となり、東京都内のある病院では30あるコロナ病床が埋まりかけていました。
医療現場は逼迫(ひっぱく)してきています。
河北総合病院・杉村洋一院長:「ベッド自体はギリギリになってきているので、そういう意味ではかなり緊迫した状況だと感じている。(コロナ患者用のベッドは)30床だが、けさの時点で27人入院している」
こう語るのは東京都内にある病院の院長です。病床数は分院も合わせると407床ありますが、これ以上、新型コロナウイルス用に回すわけにはいかないと言います。
河北総合病院・杉村洋一院長:「本来、入院しなくちゃいけないコロナ以外の患者さんがなかなか入れない状況になっていて、これ以上、コロナのベッドを増やすということはできない」
さらに、医療体制を圧迫するのが増え続ける重症者の数。東京都では24日から3人増えて重症者は54人になりました。全国的に見てももうすでに緊急事態宣言が出ていた第一波の時より多くなっています。また、軽症や中等症の患者であっても今は安心できません。
埼玉県内の病院に勤務・看護師:「私たちの軽症の病棟でももうほとんど皆、高齢の方で、基礎疾患があって、だからもしかしたら重症化のリスクもあるから」
ずっと気の休まらない状態が続いています。
埼玉県内の病院に勤務・看護師:「何よりも私たち正直ずっと自粛してるんですよ。私がもしもよそで何かもらって患者さんにうつしてもあれですし、第3波が来てから勢いもすごいし、絶望。もういつまで続くのか分からないので」
日本医師会は医療崩壊の危機が迫っていると訴えています。
日本医師会・中川俊男会長:「医療機関は総力を挙げて新型コロナウイルスと闘っていますが、医師、看護師、自身が感染、あるいは濃厚接触者となり、自宅待機となっているため、新型コロナウイルスを受け入れる医療機関の医師、看護師が不足しています。全国各地で医療提供体制が崩壊の危機に直面しています。
[テレ朝news]
