「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1. Meta、AIエージェント向け新ツール「Meta XR Operator」を公開(8.20)
2. Autodeskの3D合成ツール「Flow Studio」が3Dワールド生成AI「Marble」に対応(8.20)
3. 日本XRセンター、テーマパーク運営事業者向けに初期費用0円のXR共同開発スキームを始動(8.20)
4. AVITA、アバターとロボット向けOS基盤「AVITA OS」を発表(8.20)
5. jig.jp、スマートグラスやVTuber事業に先行投資 SABERA先行販売は1.9億円超(8.17)
6. 注目!Mogura VRからのお知らせコーナー
1. Meta、AIエージェント向け新ツール「Meta XR Operator」を公開(8.20)

Metaは、AIエージェントがMeta XR Simulatorで動作するVRアプリを視覚的に捉えて操作できるようにする開発者向けツール「Meta XR Operator」を公開しました。
これまでVR開発では、AIがアプリの画面を認識できずテストが困難という課題がありました。その課題を解決するべく、本ツールは、アプリのコードを書き換えることなく、空間情報の取得やコントローラー操作、UI操作を外部のAIエージェントへ提供します。アプリとOpenXRランタイムの間に入り、XRの状態と入力の制御をMCP経由で外部に提供。これにより、AIエージェントがスクリーンショットの取得、壁や床といった空間情報の読み取り、コントローラーの操作、Unityのシーン構造の確認、UIの操作等を行えます。
すでにBeat Gamesなどのテストで導入されており、人手を介さずにビルドからUIの不具合検証まで完了させる実績を上げています。一方で、指単位のハンドトラッキングや音声の処理などには一部制限があり、現時点では静止した場面の検証に適しています。
2. Autodeskの3D合成ツール「Flow Studio」が3Dワールド生成AI「Marble」に対応(8.20)

Autodeskの3D合成ツールであるFlow Studioの3Dエディタとキャンバス機能に、World Labsが提供する3Dワールド生成AIであるMarbleが今後組み込まれます。
Marbleは、テキストや画像、360度写真などから3Dワールドを生成できるツールで、生成した空間は2Dや3Dで編集でき、メッシュなどの形式で出力可能です。World LabsはAutodeskからも出資を受けている3D世界生成AIの開発企業です。
今回の対応により、Flow StudioでCGキャラクターを合成する際、Marbleで瞬時に生成したバーチャルな空間にキャラクターを配置したり、複数の環境を切り替えて見え方を比較したりといった高度な映像制作プロセスが手軽に実現できるようになります。
3. 日本XRセンター、テーマパーク運営事業者向けに初期費用0円のXR共同開発スキームを始動(8.20)

日本XRセンターは、大規模遊園地やテーマパーク運営事業者を対象とした、初期費用0円のXR共同開発スキームを開始しました。制作費1億円規模のオリジナルXRアトラクションをレベニューシェア型で開発するため、施設側は初期の制作コストと投資リスクを大きく抑えて導入できます。
アトラクションは施設のIPや世界観に合わせてオーダーメイドされ、最大100人が同時に参加できる大型アトラクションまで柔軟に設計可能です。広大な空間を歩き回るシステムに、振動や香り、可動デバイスなどの演出を連動させることで、天候に左右されない高品質な屋内体験を提供します。
同社は自社での施設運営経験も活かし、安全なオペレーションも見据えた設計を強みとして参画事業者を募集しています。
4. AVITA、アバターとロボット向けOS基盤「AVITA OS」を発表(8.20)

AVITAは、アバターやロボットが人間と調和しながら安全に働くためのソフトウェア基盤であるAVITA OSを発表しました。本システムは、アバターやロボットに必要なAIと制御技術を統合しており、公共施設や店舗、工場などの現場で人と自然に関わりながら安全に稼働できる技術基盤となります。主要な機能は、実環境を移動する移動、作業をこなす作業、音声や動作で自然にやり取りするコミュニケーション、そして周囲に配慮する安全の4つで構成されます。開発にはUnitreeやBooster Roboticsなどが共同開発として参画しています。同社はこれまでCGアバター接客などで培った技術をヒューマノイドロボット等へも広げ、フィジカルAIの社会実装を推進する方針です。
5. jig.jp、スマートグラスやVTuber事業に先行投資 SABERA先行販売は1.9億円超(8.17)

jig.jpは、2027年3月期第1四半期の決算を発表しました。既存事業の成長などにより売上高は前年同期比10.8%増の41億円と増収を確保したものの、新規事業への先行投資の影響で営業利益は前年同期比15.6%減の4億8,400万円となりました。
投資を強化するスマートグラス事業では、開発中のSABERAがクラウドファンディングによる先行販売で1億9,000万円を超える応援購入額を達成し、9月上旬からの一般販売開始を控えています。
また、VTuber事業においてもBrave Groupとの提携によるPalette Projectの運営移管や、バーチャル音楽ライブ配信サービスであるtopiaの好調な売上増など、積極的な事業拡大を進めています。
6. 注目!Mogura VRからのお知らせコーナー
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