任天堂は本日(2026年8月6日),2027年3月期第1四半期の決算資料(外部リンク)を発表した。
決算資料によれば,当第1四半期(2026年4月1日〜6月30日)の売上高は5178億円で,前年同期比9.5%減となった。営業利益は1425億円で,同150.5%増。営業利益率は前年同期の9.9%から27.5%へ上昇した。

減収となった主な理由は,Nintendo Switch 2が発売初年度だった前年同期に比べて,ハードウェアの販売台数が減少したことだ。
一方,利益面ではソフトウェアの販売が堅調に推移し,売上高に占める割合が上昇したことに加え,米国IEEPAに基づく関税の還付を受けたことなどが増益に寄与した。
関税還付に伴い,約3億USドルを売上原価の減額として計上している。こうした一時的な押し上げ要因を含む大幅増益となった一方で,2027年3月期の通期業績予想は据え置かれている。

販売状況では,Nintendo Switch 2のハードウェアが全世界で382万台販売され,前年同期比34.4%減となった一方,ソフトウェアは946万本で,同9.2%増となった。
初代Nintendo Switchは,全世界でハードウェアが66万台を販売され,同31.8%減となった一方,ソフトウェアは3381万本販売され,同38.6%増と堅調に推移している。

デジタル売上高は1327億円で,前年同期比90.0%増となった。ゲーム専用機のソフトウェア売上高に占めるデジタル売上高の比率は61.5%で,前年同期から2.2ポイント上昇している。パッケージ併売ダウンロードソフトの売上増加や,円安の進行が主な要因とされている。

また,2026年4月16日に発売された「トモダチコレクション わくわく生活」は,8月5日時点で全世界累計セルスルーが800万本を突破したことも明らかになった。

IP関連収入等は348億円で,前年同期比107.4%増となった。主な要因は,2026年4月公開の映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」による映像コンテンツ収入で,全世界累計興行収入は10億ドルを突破したという。


今後のソフト展開では,2026年9月17日発売予定の「ファイアーエムブレム 万紫千紅」や,10月22日発売予定の「Nintendo Switch Sports Resort」に加え,「ゼルダの伝説 時のオカリナ」も引き続き2026年内の発売が予定されている。
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[2026/06/10 01:37]