NECは、7月21日に本社(東京都港区)で、製造領域における事業戦略を紹介する『NEC Media meetup』を開催した。「AIネイティブで進化するマニュファクチャリングトランスフォーメーション(MX)」をテーマに、昨年、社外イベントなどで発表してきたコンセプトからのアップデートを事例を交えながら、紹介した。
NEC製造ソリューション事業部門上席プロフェッショナルの船津修平氏、NECコンサルティングサービス事業部門マネジメントコンサルティング統括部FDXグループディレクターの宮辻 博文氏、NEC製造ソリューション事業部門製造システム統括部スマートファクトリ戦略グループシニアプロフェッショナルの清水治彦氏らが、NECの製造領域における事業戦略やコンセプトに加え、想定するユースケースについて紹介した。
NECは7月21日、製造業の企業変革コンセプトとして、「マニュファクチャリングトランスフォーメーション(MX)」を発表した。「MX」とは、『製造業の競争力の源泉となる5つのバリューチェーンを、AIネイティブ(AIが組織や業務がAI前提で再設計され定着した状態)に変革すること』だ。
5つのバリューチェーンとは、NEDO「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン」で提唱する4つのチェーン(エンジニアリングチェーン・サプライチェーン・プロダクションチェーン・サービスチェーン)に加え、NECが、環境配慮を中心としたGX情報連鎖を重視し、独自でサステナブルチェーンを追加したもの。
製造ソリューション事業部門の船津氏は「生成AIもAIエージェントも非常に進化してきた。これらを私どもは、NEC自身をゼロ番目のクライアントとして実践。『活きた』経験をリファレンスとしてお客様や社会に提供する考え方『クライアントゼロ』を進めて、当社の中で使って、何を学んで何を知見としてお客様に還元するか展開している。今日の発表はここでの現在の状況をお伝えする」と述べた。