AI自身に「あなたには必要ない」と言われた
Claude Fable 5は、Anthropicが6月9日に公開した最上位モデルです。公開されて間もない6月12日、米政府の輸出管理指令により全世界でサービスが停止。6月30日の指令解除を受けて7月1日に復活しました。
あらためて「7月7日まで」の期間限定で、有料プランなら週間利用上限の最大50%まで追加費用なしで使えるプロモーションが始まりました。
実は私、停止になる前日に初めてFableを触りました。
まず、Claude(Sonnet)に聞いてみたのです。「私のチャット履歴を分析して、Fable 5を有効活用できそうなことはありますか」。返ってきた答えは正直でした。「あなたの普段の作業なら今のモデルで十分」。「ぶっちゃけオーバースペック?」と重ねて聞くと、「ほとんどのケースではそうです」。
「あなたには不要」と言われたけれど、「実際どんなもんだろう?」と興味本位でモデルをFableに切り替え、リサーチに使ってみました。
日本語の情報が少ない台湾の離島へのニッチなアクセス方法を調べたところ、これまでのモデルでは得られなかった回答を目の当たりに。その日のうちに無料で使える枠を使い切ってしまうほど夢中になりました。
ところが翌日、続きをやろうとしたら、まさかの停止です。落胆していただけに、復活したと知ったときには、今度こそ使い倒すと決意しました。
再びFableが使えるようになり、SNSに活用事例があふれました。巨大なコードベースを丸ごと移行した、アプリを一晩で作ったという開発や事業化の世界線。私はコードを書きませんし、自動化したい事業システムも持っていません。それでも私は、思いつく限りの無理難題を投げてみることにしました。