GoogleのAI広告ツールを使用して作成された広告に「AI製」表記が自動付与、選挙広告だけでなくあらゆる広告でAI製か否かがより明確に確認可能に – GIGAZINE

2026年07月10日 11時28分
AI


現地時間の2026年7月9日、Googleは広告におけるAI利用の透明性を拡大するため、広告の作成や変更に生成AIが使用されたかどうかをユーザーが簡単に理解できるようなラベルを追加すると発表しました。

Google introduces new AI labels for Ads
https://blog.google/products/ads-commerce/google-ads-ai-transparency-labels/


Google will now tell you if an ad was made with AI | The Verge
https://www.theverge.com/ai-artificial-intelligence/963628/google-ai-generated-ads-label

Google will now disclose which ads are made with AI | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/07/09/google-will-now-disclose-which-ads-are-made-with-ai/

生成AIの登場によりさまざまな企業が広告の作成にAIを利用するようになりました。Googleは広告製品全体の透明性を高め、ユーザーが目にする広告をより深く理解できるようし、広告主が進化する業界標準に対応するためのわかりやすいツールを提供すると発表しました。

Google検索やYouTube、Discoverに表示される広告の三点メニューあるいは情報アイコンを選択。


すると、マイ アド センターの画面に「How this ad was made(この広告の作成方法)」というパネルが追加されています。


このパネルから広告がAIによって作成あるいは編集されたことを確認可能です。


また、Googleは広告主がAIに関する開示情報の管理を可能な限り簡単に行えるように、Googleの生成AI広告ツールを使用して広告を作成する場合、各広告の「マイ アド センター」パネルに開示情報が自動的に追加されるようアップデートを実施しています。さらに、広告主が他の場所でAIを用いて広告を作成した場合でも、生成AIを使用したかどうかを簡単に示すことができるコントロール機能を導入しています。地域の要件によっては、広告にラベルが直接表示される場合もある模様。これは自動的に表示される場合と、広告主がこのコントロール機能を使用した場合の両方で表示されるそうです。

テクノロジーメディアのThe Vergeは、Google同様にMetaも自社プラットフォーム上に掲載される広告に関する情報をまとめた「About this ad(この広告について)」パネル上に、「AI情報」というラベルを設置していることを紹介しました。

広告内のAI画像をMetaが特定してラベル付けする方法 | Metaヘルプセンター (ja)
https://www.meta.com/ja-jp/help/artificial-intelligence/355108217670024/

なお、Googleは2024年7月にひと足早く「本物および本物のように見える人物や出来事を装って描写した合成コンテンツまたはデジタル改変コンテンツを含む選挙広告」に対して開示情報を表示することを義務付けていました。これはAIの進化により簡単にテキスト・画像・映像を改変できるようになったことを受けて実施された措置です。

Googleが本物に見えるデジタル選挙広告の開示を義務付ける、広告ポリシーを変更で – GIGAZINE


この他、2026年初頭にはディープフェイクなどのAI生成コンテンツを検出するために使用できるSynthIDやC2PAといったAI透かし技術のアクセス拡大を発表していました。