「Google Home スピーカー」レビュー:6年ぶりの新型はGeminiで競合に差をつけた | WIRED.jp

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Photograph: Nena Farrell

アマゾン製品との比較

グーグルとアマゾンは、ほぼ同じ時期に同じような製品を展開した。大型スピーカーに匹敵する音質を謳う、100ドル程度の新しい小型スマートスピーカーを発売したのである。従来のEcho DotやGoogle Home Miniのような小型スピーカーは、物が多い棚の上やキッチンの隅など、どこにでも置けることから人気を集めてきた。ただし、これらの製品はもっと手ごろな価格だった。

Google Home スピーカーをAmazon Echo Dot Maxと並べて使ってみたころ、音質は非常によく似ていた。両機種で再生した音楽には驚くほど違いがなく、ジャックス・マネキンの「Dark Blue」ではピアノの音がしっかりと響き、「Fast Car」の柔らかな音の重なりも聞き取りやすかった。

最も大きな違いは、スマートスピーカーの受け答えだ。「『Fast Car』を再生して」と頼むと、グーグルはどのバージョンを聴きたいのかを訊いてきた。一方、Alexaはルーク・コムズによる新しいバージョンだと誤って判断した。Echo Dot Maxのマイクは4つ、Google Home スピーカーのマイクはそれより1つ少なく、3つである。それでもGoogle Home スピーカーは音楽やAIの音声が流れている最中でも、わたしの声を安定して聞き取っていた。

どちらのスマートスピーカーも、カレンダーにしっかり入力していた息子の入学日がいつかと尋ねても正しく見つけられなかった。カレンダーに入っていた次の「サマーフライデー」(夏季において勤務時間を柔軟に設定できる会社の制度の対象日)をGeminiは把握できた。一方、Alexaに同じ質問をしたとき、聞き取り中を示すリングの光が消えた。これが2回も起きたことから、Alexaはきっと金曜日が嫌いなのだと思った。

グーグルの機能は、会話のなかで話した予定の変更や出席者の招待も難なくこなした。水曜日に友人たちと泳ぎに行く予定を入れてほしいと頼むと、Geminiは開始時刻を尋ねてきて、それに答えると、すぐにGoogle カレンダーに追加してくれた。

Google Home スピーカーは総じて、特にこの大きさを考えれば有能なスマートスピーカーである。スマートホーム製品の標準規格「Matter」のハブとして機能し、Matter対応機器をつなぐ無線通信規格「Matter over Thread」にも対応しているので、最近のほぼあらゆるスマートホーム機器と接続できる点もよい。

機能の幅と全体的な使い心地は、Alexa+よりもわずかに優れていると感じた。また、グーグルは今回の製品も家に置いても気にならない見た目に仕上げてきた。わたしのリビングは赤とオレンジ系でまとめているので、Berry色のスピーカーはこの部屋のためにつくられたかのように馴染んでいる。

Google Home スピーカー

(Originally published on wired.com, translated by Nozomi Okuma, edited by Mamiko Nakano)