「6月は断然、過去最高」GitHub幹部が社内会議で明かしたCopilot利用の急増 | Business Insider Japan

Microsoft GitHub Copilotマイクロソフト GitHub Copilot。Illustration by Pavlo Gonchar/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

GitHubが「過去最高の月」を記録したと、ある幹部が従業員に語った。

マイクロソフト傘下のこの開発者向けプラットフォームは、AIコーディングツール「Copilot」の課金方法を変更したあと、6月に顧客の利用が大幅に増加したと、最高技術責任者(CTO)のウラジミール・フェドロフ(Vladimir Fedorov)氏が6月24日の社内会議で従業員に語った。

「6月は断然、過去最高の月だった」とフェドロフ氏は述べ、同社の会計四半期が終わりに近づいているとして「数字については話せない」とした。

この急増は、GitHubがCursor、オープンAI(OpenAI)のCodex、アンソロピック(Anthropic)のClaude Codeといった、いずれもソフトウェアの作成・編集・修正を支援する急成長中の競合と競争するなかでの明るい材料だ。

なお、マイクロソフトはコメントを控えた。フェドロフ氏はまた、この利用急増を踏まえても個人的にはGitHubが大幅に値上げする必要はないと考えていると述べたが、価格設定に関する同社の具体的な計画には踏み込まなかった。

6月1日、GitHubはAIコーディングツール「Copilot」の課金方法を、一定のリクエスト数に対するユーザーごとの定額制から、実際の利用量に基づく従量課金制へと変更した。この変更により、ギットハブは従量課金制を採用するコーディングツールの競合と足並みをそろえることになる。

GitHubは2018年にマイクロソフトが買収した企業で、エンジニアがコードを保存・管理し、プロジェクトで共同作業を行う場として広く利用されている。GitHubはその人気ゆえに早くからリードを築いていた。

ただ、ここ最近のGitHubはCursorやアンソロピックのClaude Codeからの競争圧力が増している。Business Insiderが入手した音声によると、2025年末の社内会議で、マイクロソフトのある幹部はこれらのツールに対抗するためGitHubを刷新する必要があると語っていた。

利用の増加に伴い、GitHubは2026年に数十件の大規模な障害を経験した。マイクロソフトは現在、これらの障害後の容量問題に対処するため、最大のクラウド競合であるアマゾンに協力を求めている。Business Insiderが最近報じた。