Ray-Ban Metaを支える深圳が今度は自社AIグラスで日本市場へ攻勢、その供給網で何が起きているのか(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース

【写真で見る】視界に重なる形で情報が表示されるINMO GO3。

 ただ、製品の方向はまだ定まらない。カメラと音声に絞ったもの、視界に画面を映すもの、スポーツに振ったものが入り混じる。ブームと過渡期が同時に来ている。

 その供給を支えるのが中国の深圳だ。6月初め、深圳で開かれたメディア向けイベント「Global Connect Show(GCS)」を取材した。中国の消費者向けテック企業が海外メディアに新製品を見せる招待制の催しで、出展は46社。スマートホームやロボット、電動スクーターが並ぶなかに、スマートグラスを扱うブースが6社あった。

 AIグラスは、メガネ型の本体にカメラやマイク、スピーカーを組み込み、AIアシスタントや翻訳をハンズフリーで使える端末だ。火付け役はRay-Ban Metaで、調査会社IDCによると2025年の世界XR市場の出荷台数は前年比44.4%増、うちメタが72.2%を占めた。26年はディスプレイ非搭載型スマートグラスだけで1360万台に伸びると予測される。市場はまだ小さいが、伸び方は急だ。

■ 1つのテーブルに並んだ4台

 個々の製品より気になったブースがあった。AIアイウェアの業界団体「WAEA(World AI Eyewear Alliance)」だ。業界標準づくりやODMのマッチング、海外進出支援を掲げ、深圳の電子部品街・華強北に拠点を置く。