東芝グループのプリント基板製造ノウハウを活用し改善点を提案
東芝は2026年6月、AIエージェントによる「AIリコメンドサービス」の提供を始めると発表した。このサービスを活用すれば、特定の熟練者に頼ることなく表面実装技術(SMT)による製造ラインの工程改善を行うことができる。
東芝は、プリント基板に表面実装型の電子部品を実装する製造ライン向けに、「Meister Apps工程改善アシストパッケージ for SMTライン」を開発し、2024年10月から提供してきた。特定のメーカーに限定することなく、SMTライン上にある製造設備のデータを自動で収集/蓄積し、ダッシュボード上で可視化し分析できる。
AIリコメンドサービスは、AIエージェントを活用したデータ分析オプションとなる。あらかじめ設定されたエラー率や稼働率などの数値目標(KPI)の中から、調査対象を選択すればAIエージェントが原因分析を行い、対策案を提案してくれる。
特に、調査したいKPIをワンクリックで選択するだけで利用できる。また、AIの分析根拠が可視化されるため、その妥当性が把握しやすい。東芝グループがプリント基板実装で長年蓄積してきたノウハウが組み込まれていて、具体的な改善提案が提示される、といった特長を備えている。
EE Times Japan