教育現場で活用が進む生成AI。
文部科学省は、18日、英語学習にAIの活用を指導要領に明記する方針を決めました。
【写真を見る】まるでネイティブ講師 学校で導入進む生成AI 偏った情報への懸念と求められるリテラシー
生成AIは、私たちの可能性を広げてくれる一方、様々な懸念も指摘されています。
学校では、AIを使ってどのような授業が展開されているのでしょうか。
■会話のやりとりも自然 ネイティブの講師がいるかのよう
宮崎大学附属中学校で行われた英会話の授業。生徒たちと会話を交わしているのは生成AIです。
(AIの声)
「料理について聞いていようかな。料理をするのは好き?」
(生徒)
「料理を作るのは好きです」
会話のやりとりも自然で、そこにネイティブの講師がいるかのようです。
宮崎大学附属中では、今年度から本格的に生成AIを用いた授業の研究に取り組んでいます。
(生徒)
「対話している感じがあるし、習っていることをAIを活用して、もっと高みを目指していきたいと思う」
「質問しても答えてくれるのが早いから、(勉強)しやすい」
(宮崎大学附属中・英語担当 亀井章人教諭)
「私も(生徒に)寄り添うけど、AIを使えば、もっと一人ひとりに寄り添うことができるんじゃないかと気持ちを持っている」
■生成AIの活用にはメディアリテラシーを向上させる取り組みが必要
デジタル学習に詳しい宮崎大学教育学部の小林博典教授は、教育現場での生成AIは、教師や児童・生徒の伴走者になると評価。
一方で、その使い方には注意が必要と警鐘を鳴らします。
(宮崎大学教育学部 小林博典教授)
「自分の興味・関心のある情報だけにさらされていく。そうなると、偏った情報にさらされてしまうと、正しい判断ができないとか、これがまさしく世の中の一般なんだと誤解してしまう」
生成AIの活用には、自分の知りたい情報が本当に正しいかを判断するメディアリテラシーを向上させる取り組みが必要なのです。
こうした課題に対し、教育現場ではどう対応しているのでしょうか。
■選択するのは自分の軸を大切にするあなたの判断
(宮崎大学附属中・美術担当 立花克樹教諭)
「生成AIに聞いてみましょう!」
宮崎大学附属中の美術の授業では、絵画における抽象と具象の違いを理解するために生成AIを活用。