【カイロ=吉形祐司】サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は日本時間16日、1次リーグG組のイラン-ニュージーランドが行われ、2-2で引き分けた。2月末以降、米国とイスラエルの攻撃を受けてきたイランの首都テヘランでは16日未明、文化施設のホールに試合を映し出す大型スクリーンが設けられた。国旗をあしらった帽子やTシャツ姿の市民約400人が集まり、「イラン、イラン」の合唱で声援を送った。
16日、テヘランの文化施設に集まり、イラン代表チームに声援を送る市民=テヘラン支局撮影
試合は、米国とイランが戦闘終結へ向けた「覚書」に合意した直後となった。イラン代表がゴールを決めると歓声がわき、停戦のひとときを満喫した。
大学生のザフラ・ナゼミさん(21)は本紙テヘラン支局スタッフに、「今年のW杯は、攻撃を生き抜いてきた私たちにとって特別に大切な大会。代表チームと団結して戦争の苦痛を過去のものにしたい」と語った。
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