米Googleの「NotebookLM」に、新たなソースとして「教科書」が追加される可能性が浮上した。実現すれば、学習用AIツールとしての存在感はさらに増しそうだ。
NotebookLMは数あるAIツールの中でも特に興味深い存在で、競合と呼べる相手がほとんど見当たらない。誰でも使えるツールだが、Googleはかねて学生が活用できる機能の拡充に力を入れてきた。
「Gemini」を搭載したこのAIリサーチアシスタントの最大の特徴は、ユーザーが与えたソースだけをデータとして使う点にある。通常のGeminiチャットボットは、質問の答えを求めてインターネット全体を探し回るが、ネット上には矛盾した情報があふれている。一方のNotebookLMは、ソースに答えがなければ、答えをでっち上げることはしない。
AI専門メディアのTesting Catalogが6月10日(現地時間)にThreadsに投稿した情報によると、NotebookLMに追加できるソースとして新たに「教科書」が加わる可能性があるという。実現すれば、学生がこのツールを「勉強の相棒」として使う道が一気に広がる。
NotebookLMのソースは、ファイル、ウェブサイト、音声クリップ、「Google Play ブックス」など、既に多岐にわたる。そこに、一夜漬けが必要な試験対策用の教科書まで追加できるとなれば、すべての学生にとって朗報と言えるだろう。
Testing Catalogが共有したスクリーンショットには、ソースの選択肢として教科書が表示されているが、その実態についてはほとんど分かっていない。書籍のページをスキャンしてソースに追加すること自体は今でも事実上可能なことを考えると、背後に何らかの提携があるとみられる。
Googleは2025年、「Public Notebooks」の導入に合わせて、無料の査読済み教科書を提供する米OpenStaxと提携した。今回の新ソースがOpenStaxの教科書に限定されるのか、それとも別の提携が進んでいるのかは、まだ明らかになっていない。
米CNETはGoogleにコメントを求めたが、すぐには回答が得られなかった。
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。