2026年06月12日 21時00分
AI

Anthropicは「Claude Max」プラン、OpenAIは「ChatGPT Pro」プランを月額200ドル(約3万2000円)で提供しています。各社の最上位プランになるため非常に高価格ですが、その一方で支払額をはるかに上回るトークンを得られるので「非常にお得」との指摘が行われています。
調査会社のSemiAnalysisが、AnthropicとOpenAIの全てのサブスクリプションを1種類ずつ契約し、週間上限に達するまで継続的にコーディング作業の負荷をかけました。その結果、現在のAPIレートと比較すると、月額200ドルのプランではClaude Max(20x)で最大約8000ドル(約128万円)、ChatGPT Pro(20x)で最大1万4000ドル(約224万円)相当のトークンボリュームが得られることが明らかになりました。

つまり、APIを使う方がはるかに高額だという指摘です。SemiAnalysisは「両社が75%のAPI粗利益率を持つと仮定すると、サブスクリプションで各社が得るマージンは以下の通りになる」と述べ、サブスクリプションは使えば使うほど大幅にお得だと指摘しました。

こうした指摘に対し、「こんな価格設定が持続可能だとは思えない」などの意見が寄せられています。
Wow. My takeaway is that OpenAI is subsidizing power users at almost 2x Anthropic’s rate
This can’t be sustainable https://t.co/1aH2ipLedk
— Deirdre Bosa (@dee_bosa) June 11, 2026
ただ、価格計算方法が曖昧だとの指摘もあります。
OpenAIの方がAPI経由でトークンを利用する場合に割高となる計算ですが、ウォール・ストリート・ジャーナルによるとOpenAIはトークン価格を引き下げることを検討しているそうです。関係者によると、経営幹部たちは自社の高額な料金に難色を示し始め、値下げしてライバルであるAnthropicから顧客を奪おうと試みているとのことです。
Exclusive | OpenAI Considers Drastic Price Cuts, Anticipating War for Users With Anthropic – WSJ
https://www.wsj.com/tech/ai/openai-considers-drastic-price-cuts-anticipating-war-for-users-with-anthropic-9b8c178e?st=1Yyrco
Microsoftと提携したOpenAIに対し、AnthropicはxAIやGoogleと手を組んで膨大な処理能力を確保しています。xAIはデータセンターの貸出で大もうけしていて、それはまるで不動産投資のようだとの指摘もあるほどです。
xAI is looking more like a datacentre REIT than a frontier lab – Martin Alderson
https://martinalderson.com/posts/xais-new-rental-business/
AnthropicとOpenAIは、それぞれ新規株式公開に向けた準備を進めています。
Anthropicが新規株式公開(IPO)に向けた非公開申請を行ったと発表、AI市場でOpenAIやxAIとの競争が加速へ – GIGAZINE

OpenAIがIPOに向け書類提出、「自動AI研究者」構想も発表 – GIGAZINE

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