「本当に打撃です」首都テヘラン現地取材 イラン・イスラエル攻撃応酬で激化懸念 崩れ落ちた建物や瓦礫…攻撃の激しさ生々しく残る(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

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歓喜に沸くテヘラン市民。上空に映し出されているのは、イランから発射されたミサイルとみられます。

JNNのクルーが宿泊するホテルでも…

記者
「地元メディアの映像ですけども、この画面の左側にはイスラエル上空でイランが発射したミサイルが飛来している様子。こちらはリアルタイムで行われている集会の映像ですけども、こういった映像を繰り返し流しています」

日本時間きょう午前4時ごろ、イランがイスラエル北部にミサイル攻撃を実施。イスラエルが停戦に反してレバノンへの攻撃を続けていることや、アメリカがホルムズ海峡でイランの船を攻撃していることへの対応だと強調しました。

一方、この攻撃のあと、イスラエル軍はイラン西部と中部に対して反撃を行いました。

攻撃の応酬が起きる前、JNNのクルーはテヘランで取材を行っていました。2月にアメリカとイスラエルがイランへの攻撃を始めて以降、日本のテレビメディアが現地に入り、取材を行うのはこれが初めてです。

記者
「イランの首都テヘランに入りました。戦闘終結に向けた交渉が続けられているなか、一方でいつ戦闘が再開するか分からない、そうした懸念がある。その狭間にありますけれども、このように見ると車通りも多くあったり、通りの店も営業を再開しているなど、徐々に平穏を取り戻しつつあるようにもみえます」

表向き、街には日常の景色が戻ったようにも見えますが、戦闘の影響を指摘したり経済が良い方向に向かうことを望んだりする声も聞かれました。

土産物店の店主
「どの国でも戦争は大きな影響を与えます。特に観光客相手の私たちの仕事には本当に打撃です」

街中には攻撃が残した爪痕も…

記者
「ここには複数のミサイルが着弾したということで、このように破壊された建物が目立っています。元々は、ここにもアパートがあったということなんですけれども、今は完全に崩れ落ち、更地となっていますし、少し離れた場所にも爆風の影響で崩れ落ちた建物が目につきます。元々は革命防衛隊の建物が標的となったということなんですけれども、この攻撃によって80人ほどの市民が犠牲になったということです」

テヘラン東部の住宅街。崩れ落ちた建物や積み上がった瓦礫が、攻撃の激しさを生々しく伝えています。

住民
「3発のミサイル音を聞いた。亡くなった方々はみんな近所の人たちで、目が不自由な方もいました」

隣人を失った住民たち。取材中、繰り返し聞かれたのは「戦闘終結と平和」を願う声でした。

その一方で、イランには別の考えを持つ人たちも。

連日、夜になると開かれる集会。今の体制を支持する人たちです。

参加者
「交渉は信じていない。イスラエルやホワイトハウスに攻撃してほしい」
「交渉は(アメリカの)言い訳にすぎない。相手は次の戦争の準備をしている」

「平和」か「対決」か。イラン社会の温度差が浮かび上がっていました。

TBSテレビ