Claude Codeの開発者、22歳のコンピューターサイエンス卒業生に“AIコーディングの現実”を語る…「黄金時代だ」 | Business Insider Japan

Boris Cherny talks at San Francisco's Code with Claude developer conference.Claude Codeの開発者、ボリス・チェルニー(Boris Cherny)。Anthropic

アンソロピック(Anthropic)のボリス・チェルニー(Boris Cherny)氏は、次のステップを模索する22歳のコンピューターサイエンス専攻の卒業生たちに向けて、シンプルなメッセージを持っている。

「企業に就職したいなら、それでも全く構わない。エントリーレベルの仕事はあるし、できることはたくさんある」

と、チェルニーはテックジャーナリストのケイシー・ニュートン(Casey Newton)氏が最近配信したポッドキャスト「Platformer」のエピソードで語った。「ただ、少しでも起業家気質があるなら、スタートアップを始めるべきだ」

チェルニー氏が開発したClaude CodeをはじめとするAIツールのおかげで、起業家はかつてないほど迅速に会社を構築・拡大できるようになっている。

「歴史上、これほど起業に適した時代はなかった。まさに黄金時代だ」と彼は言った。「あなたとあなたのエージェントで、巨大な会社を築ける」

チェルニー氏はニュートン氏に対し、OpenAIのサム・アルトマンCEOがかつて率いた著名なシリコンバレーのインキュベーター、Yコンビネーター(Y Combinator)の最新バッチの創業者たちと最近、対話したと語った。チェルニー氏は、創業者たちにClaude Codeを使っているかどうかを尋ねる代わりに、コードの「100%」をClaude Codeに書かせている創業者が何人いるかを挙手で確認したという。

「彼らは最先端のスタートアップで、通常は数人規模だ。そのうち半数が手を挙げた」

と彼は言った。

一方でチェルニー氏は、同じグループにモデルにコードを一切書かせていない人が何人いるかを尋ねたところ、「数百人の中で、手を挙げたのは一人だった」と述べた。

「それ以外の全員は50%から100%の間のどこかにいた。つまり、コーディングは私たちが書くコードのうち、ますます大きな割合で解決されつつある」

チェルニーの広範なアドバイスは、テック業界で高まる声と一致している。その声とは、AIの台頭、特にコーディングエージェントの普及が、次世代のスタートアップに前例のない機会をもたらすというものだ。

「長い間、私が――YC(Yコンビネーター)が、そしてこの業界のこの部分が――創業チームに求める最も重要な要素は技術的な才能“だった”と思う」とOpenAIのアルトマン氏は最近語った。「それは今でも非常に重要だが、今やユーザーを深く理解していてコードが全く書けない人たちも出てきた。私はそういう人たちに投資したい」

ソフトウェアエンジニアリングの将来については、エンジニアという肩書きは変わるかもしれないが、自分でコードを書いたりエージェントを使ってコードを書かせたりするという人々の広範な仕事は変わらないだろうとチェルニーは述べた。

「彼らをエンジニアと呼ぶことはなくなると思う」と彼は言った。「しかし、コードを書く人やエージェントを使ってコードを書かせる人について言えば、今日より100倍多くなると思う。それが私の予測だ」