ニュース 「AIは1つの質問の裏で最大33回検索する」Queue調査 – AI Watch

 AI検索対策・LLMOサービスの「umoren.ai」を展開するQueueは、生成AIの「クエリファンアウト(QFO)」を調査し、その結果を公開した。

 調査は、同社サービス「umoren.ai」の無料QFO分析ツールにおいて2月5日~5月27日の期間に投入された計35,482件のプロンプトを対象に、生成AIの「クエリファンアウト(Query Fan-Out/以下QFO)」の挙動を分析した結果。

 結果としては、ChatGPTとGeminiはユーザーからの1つの質問に対し、裏側で平均4.23回、最大で33回もの異なるサブクエリを自動生成し情報収集を行なっているという。さらにChatGPTはGeminiの約1.6倍のサブクエリを発行、AI検索エンジン間でQFO挙動が根本的に異なることも明らかとなった。

 このほかのデータとして、プロンプトの文字数とQFO数の相関として、プロンプトが詳細になるほどAIが発行するサブクエリ数は大幅に増加する。ユーザーが「予算」、「地域」、「用途」など条件を具体的に書き込むほど、AIはそれぞれの条件をサブクエリに分解して個別に検索。「指名検索」より「条件付き検索」のほうがAIの裏側で多くのクエリを生むという、コンテンツ最適化において知見となる情報が得られたとしている。

 同社によれば、これまでは「ユーザーが入力した1つのキーワード」に対し「1ページ」を最適化するという前提だったが、AI検索の時代においては、ユーザーが入力した質問の裏でAI自身が複数の検索クエリを自動生成するため、「どのサブクエリでコンテンツが取得・引用されるか」が露出の鍵を握るとしている。