「ドリンク残量検知サービス」を紹介する執行役員 DX事業部長の飯塚雄亮氏
USENは5月22日、飲食店向けにAIを活用した「ドリンク残量検知サービス」「USEN AI 店長」の2つのサービスを提供すると発表した。
ドリンク残量検知サービスは、客席や配膳ロボットにカメラを搭載し、グラスに入ったドリンクの残量をAIで検知・判別し、店舗スタッフに通知し、追加注文の機会を逃さないようにしようというもの。事前に行なった実証実験で客単価の向上が確認されたという。
USENのテーブルオーダー端末(タブレット)を導入している場合は、来店客側にも通知されるため、セルフオーダーすることもでき、接待の際の気配り機能としても活用できそうだ。
カメラで残量を確認するため、透明なグラスにのみ対応する
追加注文がありそうなテーブルを店舗スタッフに通知
USEN AI 店長は、USENレジに蓄積された売上実績などのデータを元に本部やオーナー向けのレポートを自動生成したり、天候や近隣のイベントといった人流に影響を及ぼすデータと突き合わせて経営上のアドバイスなどを行なったりしてくれるサービス。
厚生労働省のガイドラインを事前に学習しているほか、あらかじめ店舗ごとの業務マニュアルを取り込んでおくことで、店舗スタッフのサポート役として機能させることもできる。
「USEN AI 店長」によるレポート
執行役員 DX事業部長の飯塚雄亮氏によれば、今秋以降のアップデートではインカムと連携し、スタッフへの音声指示を自動で行なうフロアマネージメント機能や、スマートフォンを活用し、チャット形式でスタッフのシフト調整を行なう機能などが順次追加される予定。当初はUSENレジなどのシステムを導入している企業向けにβ版の位置づけで無料で提供していくが、将来的にも月額2000円以下といった比較的利用しやすい料金体系で提供するとのことだ。
新サービスの立ち上げにあわせ、同社では目黒駅前の目黒セントラルスクエア(東京都品川区上大崎3-1-1)にこれらのソリューションを体験できるショールーム「USEN SQUARE NEXT」をオープン。
USEN SQUARE NEXT
展示ゾーン
飲食店向けを中心とした同社の各種ソリューションやそこで用いられる機材が紹介されている展示エリアのほか、カフェやファストフードを想定した軽飲食ゾーン、居酒屋やレストランを想定した重飲食ゾーン、多店舗展開の外食チェーンの本部機能を想定したゾーンが設けられており、同社の最新のソリューションが体験できるようになっている。
軽飲食ゾーン
重飲食ゾーン